先日、テレビ番組(おは朝)で、プールや海で子供が溺れる危険性の話題が取り上げられていて、私が小学生の時にプールで溺れた話を思い出しました。
その時の記憶がしっかり残っているので、スイミングスクールに通っていて25m以上泳げたはずの私がプールで溺れた話を参考までに書いておこうと思います。
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水泳が得意な小学生でした
私は小児喘息だったこともあり、体を強くするためにと小学1年生からスイミングスクールに通わせてもらっていました。
基本的に運動音痴の私でしたが、水泳だけは相性が良かったのか、順調に上達してどんどん進級しました。
当時は今ほどスイミングスクールに通っている子供も多くなかったので、学校の水泳の授業では唯一の見せ場と言わんばかりに張り切っていました。笑
そんな私が小学4年生になった夏、家族でプールに出かけた時のことです。
泳ぎが得意な私がプールに入った瞬間に溺れました
家族で出かけたプールは、流れるプールや波のプールなど、いろんなプールがある広い場所でした。
私は6歳年上の姉(当時高校生)と流れるプールで遊んでいたんですが、隣にあったまだ入ったことがないプールを見つけ、姉に「あっちに行ってみたい」と言いました。
プールに入るのは慣れていたので、姉より先にプールサイドからストンと入ってから気づきました。
足がつかない!
思いがけないことにパニックになってしまい、泳ぐとかプールサイドを持つってことも考えられず、水面から必死に顔を出して、姉に「助けて」と何度も訴えるのに、姉は笑って見ていました!
そうなんです、姉は私が泳げることを知っているから、ふざけてるんだと思ってしまったんです(^_^;)
必死でもがきながら、自分ではどうすることもできず沈んでいきました…
そこでようやく姉が気付いて引き上げてくれました。
溺れた原因
足がつかない場所でも、落ち着いていれば泳げた私がおぼれた理由は「パニックになったこと」です。
つくと思っていたのにつかなくて、そこでいつもは簡単にできる「浮くこと」ができなくなってしまいました。
落ち着いていれば、パッと泳いでプールサイドに手をかけることもできましたし、足が付かないって分かっていたら、そのまま浮いて泳げたと思います。
溺れた原因は、パニック状態で冷静な判断ができなかったことです。
泳ぎが得意でも、パニックになってしまったら、いつも当たり前にやっていることができなくなります。
子供は特に、たった数㎝の水でも溺れるっていうのはそのとおりだと思います。
数㎝の水で溺れそうになったら顔を上げれば済む話、脚が付かなくて溺れたら近くの何かを持てばいい話というのが通用しなくなります。
溺れていることにびっくりして、どうすればいいかなんて考えられなくなります。
「うちの子スイミング習ってるから大丈夫~。」
「浅いプールだから大丈夫」
「大人が見てるから大丈夫」
なんてことはありません。
普段から「溺れそうになったら近くの人を呼ぶんだよ」とか対策を教えておくことはもちろん大事ですが、いざパニックになったら、その言葉を思い出せないこともあると思っておかなければいけないなと感じています。
パニックになるといつもできることができない
子供は特に、パニックになると冷静になることが難しいと思います。
ましてや、私はスイミングに通っていて、ある程度泳げると自分でも思っていたからこそ、溺れた時にどうするかなんて考えたこともありませんでした。
私の母は、泳げないので、一緒に川下りの船に乗った時には「川に落ちたら、こっち側の岸が一番近い」と常に考えていると言っていました。
泳げない方が、そのあたりの危機感を持ってるから、いざと言う時に対処できるかもしれないですね。
泳げても、泳げなくても思いがけないことが起こった時にどうするか、考えておくことが大切だと思いました。
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