授業で発表しない次男が参観日で初めて発表した話

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学校

うちの次男はとても恥ずかしがり屋で、人前で話すのが大の苦手な小6男子です。

小学校生活ラストイヤーに、彼が授業中に発表するところを見ることができました。

そんな次男の心の成長のお話を書きたいと思います。



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人前に出るのが恥ずかしい次男

次男は、赤ちゃんの頃から体が弱く、PFAPA症候群、川崎病などの病気にもなったことがあります。

次男のPFAPA症候群については、こちらに書いています。

次男のPFAPA症候群(自己免疫疾患)①
次男のPFAPA症候群➁(小学生になっても治まらない発熱)
次男のPFAPA症候群③(いよいよ大学病院で検査へ)
次男のPFAPA症候群④(治療開始後から1年間)
次男のPFAPA症候群⑤(治療開始1年後から現在まで)
PFAPA症候群の次男、新型コロナウィルスに感染する
次男のPFAPA症候群⑥治療開始から2年半が経ちました。

病気がちだったものの、体を動かすのは大好きで、元気な時は活発な男の子でした。

でも、性格的には恥ずかしがり屋で、幼稚園の時から先生と話したり、知らない人と話すのは苦手でした。

長男も小さい頃は恥ずかしがり屋でしたが、小学校に上がる頃には学校でも自己主張ができるようになり、人前での発表もできるようになりました。

さらには、学級委員や生徒会の役員なんかもやっちゃうくらいになりました。

「次男もそのうち変わるかな」と思っていましたが、どうやら本当に人に注目されたり、自己主張するのが苦手な子なんだなと気づいたのは、小学校に入ってからでした。

たくさん人が集まる場所で、特に大人の人が多い場所では、全く話すこともできませんし、言わなければいけないことも言えなくなってしまいます。

・間違っていたらどうしよう
・失敗したらどうしよう
・笑われたらどうしよう

そんなことを考えて何も言えなくなってしまう様子でした。

子供同士で遊んでいる時には、楽しそうにはしゃいでるんですけどね。

人前に出ると固まってしまったり、何も話せなくなる様子を見ていて、精神的な問題を抱えているのかなと不安になり、専門医に相談したこともありました。

専門医に相談

次男の場合、持病があって大学病院に通っていたので、ついでに先生に話すことができましたが、きっかけがなければ、子供の心の問題で病院に行くタイミングって難しいですよね。

次男の場合はPFAPA症候群で見てもらっている先生に話したところ、専門の先生を紹介してもらうことができました。

結果的に、相談してよかったです。

次男の様子を見ながら1人で考えていると「こういうところも他の子と違うのかな」「これって病院に行くべきなのかな」とずっとモヤモヤしていましたが「考えすぎだったのかな」と、専門医に相談して気が楽になることも多かったです。

気になることがあれば、専門医に相談したり、学校のスクールカウンセラーに相談してみると安心できるかもしれません。

次男が小児神経科の先生に診て頂いた話はこちらに書いています。

不安を抱えやすい次男!小児神経科の先生に診てもらいました。

不安を抱えやすかったり、緊張しやすい性格なので、自律神経を整える漢方を処方してもらっていました。

参観日で次男が発表した話

そんな性格の次男なので、授業中に発表することなんてもちろんありませんでした。

3年生位から、年に数回「今日実は授業で発表してん」と話してくれて「すごいやん~」と言いながらも、私がその様子を見ることは一生ないだろうと、都市伝説的な感じで聞いていました(笑)

参観日に関してはずっと「いっぱいお父さんお母さんが見に来るから嫌だ」と言っていたので、そんな日に次男が発表することはないだろうと思い続けて小学校生活6年目に突入!

次男の性格も分かっていましたし、私自身子供の頃は授業で発表するのが苦手だったので、次男にも発表した方がいいとは言ったこともありませんでしたが、突然その時はやってきました。

かれこれ5年も、うつむきがちにただ座ってじっとしている次男(←ごめん)を見るために参観日に行っていたので、今回も残り時間20分くらいのところで教室についた私。

教室には入らず廊下の後ろの方で、ちょうど次男が見えたので見ていると…

「なんか手あげてる…」

なんと、参観日で初めて発表をしているではありませんか!

手をあげるわが子を見て「プリント足りなかったのかな」と思った(^^;)

油断していて離れたところから見ていたから、勇気を出して答えた次男の小さな声はほとんど聞こえませんでした。

教室入っておけばよかった~(笑)

でもその姿見れて満足!ほんますごい!

誰かの当たり前は、他の誰かの当たり前ではない。

次男にとってはすごくすごく勇気がいることだったと思います。

小学校生活最後の年に、まさかそんな姿が見れるなんて思ってもいませんでした。

次男の内気な性格については、いろいろ心配なこともあったけど、こうやって成長していくんやなと嬉しくなった出来事でした。

次男の心が成長したきっかけ

心が繊細な子どもは、無理をさせるのも心配だし、かと言って挑戦することで克服できることもあるし、関わり方が難しいなと感じることもあります。

次男は、ストレスでチックの症状が出ることもあるので、できるだけ無理はさせないようにと、甘やかしてしまう部分もあります。

でも、ちょっと無理をして勇気を出して、できなかったことができるようになると、自信がついて苦手を克服できることも多いです。

次男が少しずつ成長していくきっかけも「自信」が大きいなと感じています。

サッカーをやっているんですが、強い相手との試合では、最初から気持ちが負けてしまって、思うようにプレーできないことが多いんですが、その試合でゴールが決まった瞬間、今までとは別人のように生き生きとプレーするようになったりします。

「できる」と思うことって大切ですよね。

「自分を信じる」…息子を励ます時に良く使う言葉ですが、それがどれだけ難しいことか、40年以上生きているので分かっています(笑)

次男の場合は、サッカーを通じて心も成長しているように思います。

チームスポーツなので、コミュニケーションをとる大切さ、自己主張の大切さを実感する機会も多いですし。

何より練習を繰り返して、これまでできなかったことができるようになる成功体験を繰り返せているのは、自信につながっていると思っています。

サッカーに限らず、子供にとって得意なこと、熱中できることが見つかるといいですよね。

私もダイエット成功したら、もうちょっと自信がもてそう(笑)



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