
新学期は、いろんな不安から体の不調が現れる子供が多いですよね。
我が子たちもそうです。特に次男!!!
「子供の不調は自律神経が関係している」という話を書いていきます。
目次
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新学期に出る体の不調
春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・冬休みなど、長期の休み明けは、子供の気持ちが沈んで元気がないことも多いですよね。
我が子は、毎週月曜日の朝になると、元気がなくなります。
中でも、春休み開けは、進級してクラスや先生も新しくなり、今までと環境がガラッと変わるので、子供の心の負担も大きいですよね。
学年が上がるごとに、慣れてくる様子はあっても、何となく不調が出やすいのは変わりません。
新学期に起こりやすい子供の不調
・頭痛
・腹痛
・吐き気
・倦怠感
・疲れやすい
・眠気
・イライラする
・微熱が出る
次男は小学5年生になり数日が経ちますが、今のところはまだ体の不調を訴えることはありません。
そんな次男が1年生になった頃、頭が痛い、お腹が痛いと言うことがよくありました。
欠席して家にいると、すっかり元気になるので、仮病なのかなと思う日もあったけど、実際に微熱が出ることもありました。
さらには、風邪もひきやすかったので、免疫力も低下していたのだと思います。
また、イライラして言葉がきつくなったり、わざと兄を怒らせることを言うこともありました。
新学期には、このような体の不調が起こる子供は、少なくないですよね。
親としては、子供が休むと仕事に行けず、最近はコロナもあるので「仮病かな?」と思っても、無理に登校させることができないので、本当に大変ですよね。
「お腹が痛い」「頭が痛い」と言って学校を休んだ時に、何度か小児科を受診しましたが、その度に「特に異常はありませんね」と言われていました。
でも先生が「本当に痛かったんだと思うのよ。少し繊細な子は、しっかり見てあげて、学校に行きたくないと言ったら『頑張って行ってみてしんどくなったら迎えに行くよ』と逃げ道を作ってあげるといいかな。こういうタイプの子供は、高学年になるとまたいろいろとしんどくなってしまう子もいるからね。」と言われました。
なるほどな~と思いながら、その高学年に突入しましたが、繊細な性格は変わらないので、気を付けて見ていかなければと思っています。
自律神経と体調の関り
新学期になると起こる次男の体調について色々調べていると、やっぱり自律神経の乱れが大きく関わっているんだな~と実感しました。
コロナ禍の今、自律神経の乱れによる子供の体調不良は急増しているようですね。
学校生活や、友達との遊びも制限される生活、しんどいですよね…
自律神経と体調不良の関係
・自律神経は内臓の働き、体温、身体の代謝などの機能をコントロールしている神経です。
人間の体調に大きく関わる部分は、自律神経の働きが重要になってくるということですね。
自律神経の働き
【交感神経】・日中の体を動かしている時に活発になる神経
【副交感神経】・寝ている時などリラックスしている時に働く神経
この2つの神経が24時間バランスよく働き続けていれば、体調は安定するというわけです。
自律神経が乱れると体調が悪くなる理由
不規則な生活やストレスが原因で、交感神経が過剰に働いてしまうと、身体をリラックスさせる副交感神経の働きが悪くなります。
すると、緊張状態が長く続き、臓器や血圧、心拍数など様々な部分に悪影響を及ぼします。
つまり、子供は新学期の緊張や不安から、自律神経が乱れて体調不良を起こしてしまいます。
例えば、自律神経が乱れると、臓器にも影響が出るので、胃酸が過剰に分泌されて胃(お腹)の痛みや、食欲不振を訴えることもあります。
また、腸にも影響があるので「過敏性腸症候群」になり、腹痛や下痢を繰り返すこともあります。
次男も、毎日下痢を繰り返す時期があり「お腹が痛い」と言ってトイレに駆け込んで、便が出ればケロッとしているという日が何日か続きました。
さらに、交感神経が過剰に働くと…
・多汗
・全身倦怠感
・肩こり
・手足のしびれ
・動悸
・不整脈
・不眠
・めまい
などの症状が出ることもあります。
特に子供に多いのが
起立性調節障害
です。
自律神経の乱れが原因で、循環器系の働きが上手くいかず、立ちくらみ、疲れやすい、長時間立っていられないなどの症状が出ます。
学校にいけない、不登校になる子の原因は、起立性調節障害が原因で、朝起きられないことがきっかけとなりやすいというデータもあります。
朝がつらそうだったり、少しでも気になることがあれば、受診してみると安心ですよね。
起立性調節障害の症状
・めまい、たちくらみ
・入浴時に気分が悪くなる
・立ち上がる時に気分が悪くなる
・動悸、息切れ
・朝起きられない
・嫌なことがあると気分が悪くなる
・顔色が悪い(青白い)
・食欲がない
・腹痛がある
・倦怠感がある
・頭痛がある
・乗り物に酔いやすい
このような症状が気になる時には、医師、専門家に相談しておきたいですね。
子供の自律神経を整えるには?
子供の自律神経を整えるために大切なのは、シンプルですが
睡眠・栄養・運動
です。
もちろん大人も同じですが、子供の場合は成長期なので、睡眠、栄養、運動、そしてゆっくり体を休める時間が体調を整えるためにかなり重要になってきます。
夜ふかしをして睡眠不足になると、自律神経が乱れるきっかけにも繋がります。
栄養たっぷりの晩御飯を食べて、お風呂に入ってリラックスして、副交感神経の働きが活発になったところで眠りにつけば、すごくいい流れで自律神経が整いますよね。
でも、寝る前に動画を見たりゲームをして、ふたたび交感神経が活発になれば、睡眠にも影響が出て、朝スムーズに起きられないようになりかねません。
そうは言っても、規則正しい生活を毎日続けるのってすごく難しいですよね。
規則正しい生活を意識し過ぎて「早く寝なければ」「好きなゲームを我慢しよう」など、ストレスが溜まることが重なるのも悪影響になります。
我が家では、ご飯も無理やり食べさせないように、子供の好きなもので栄養が摂れるように考えたり、動画を見るのも、夜よりも朝の方が長い時間見られるように決めているので「朝早起きしてご飯を食べて準備が整えばYouTube見ていいよ」ってことにしています。
でもそう簡単に上手くいかず、親の方がストレスが溜まって自律神経が乱れてしまいそうな日々ですが(笑)
長男は中学生になったので、友達は深夜の1時位まで起きている子もたくさんいます。
本人も羨ましそうな時もありますが、睡眠はしっかりとって欲しいので、自由な時間が欲しければ、早起きを推奨しています(笑)
そしてもう一つ、日中YouTubeを見る場合は、ルームランナーをこぎながら見るというルールも意外と上手くいっています。
実は私自身、去年自律神経の乱れが原因で立てなくなるほど体調を崩したことがありました。
その体験もあって、自律神経の重要さは家族にも伝えていきたいと思っています。
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