
子供を怒るのってすごく難しいですよね。
「これで良かったのかな…」と毎回考えさせられます。
今回は昨日次男を怒ったエピソードを書いていきます。
目次
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感受性が豊かなのは良いことなのだろうか
私は、子供の頃からドラマやアニメを見ては感情移入し過ぎて、笑ったり泣いたりすることも多く、日常的にも友達に嫌なことが起こったり、母の機嫌が悪かったりすると、その人の感情を感じやすい所がありました。
人からは「感受性が豊かでいいね」と言われてきたため、自分の長所だと思っていました。
もちろん、人の気持ちを分かるという点では、良かったこともたくさんありました。
しかし、子育てをするようになって、この感受性がすごく煩わしく感じる機会が増えました。
例えば、子供が試合の前に緊張していると、その緊張に感情移入してしまいます。
それだけでは収まらず、失敗した時にショックを受ける姿を想像して悲しくなって「何とか成功してくれ」と強く思い過ぎて、試合中ずっと緊張しています。
家族から悩みを相談されると「大丈夫大丈夫!」と口では肝っ玉母ちゃんを演じますが、内心本人よりも気になっています。
この性格は、子供を怒る時にも、すごく困ります。
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昨日次男を怒った話
昨日は、雨でサッカースクールがお休みになり、次男は宿題も終わらせずに、ずっとゲームをしていました。
ゲームをやっていい時間が過ぎてもやめる様子はありません。
しかも、昨日だけではなく、ここ最近そんなことが続いていて、そろそろ言わなきゃと思っていました。
やらなければいけないリコーダーの宿題も後回しにして、ポピーも全然やっていません。
「約束を守らずにゲームばかりして、もうゲーム禁止にするよ」と言いました。
さらに「勉強もサッカーもやらずに、ゲームばかりして将来困ればいいやん」といじわるなことを言ってしまいました。
そこで、夫が「本当はサッカーのスクールで練習している時間なのに、なんでゲームばかりしてるの?」とさらに怒ります。
そんなこんなで次男はしょんぼりしていました。
怒ったあとのフォローの話
怒った後のフォローによって、子供の気持も変わると思います。
小さい時には、抱きしめて「怒ってごめんね~」というのが定番になっていましたが、成長と共に母のハグは需要がなくなってきますよね(笑)
次男は5年生で、まだハグしてきますが、もう少し成長した時には、怒った後どうやってフォローすればいいのでしょうか。
子供の意見を聞く
親がガツンと怒った時に、本当に思っていることを言い出せない子供は多いです。
「こんなこと言ったら余計怒られるかな」
「言いたいことが上手く言えない」
「怖くて黙ってしまう」
様々な理由があると思いますが、次男も私や夫が怒ると黙ります。
お互いの気持ちが落ち着いてから「さっきの話どう思って聞いてたん?」と聞くようにしています。
子供の意見を肯定する
「子供の意見を聞く」に続きになりますが、怒った後に「どう思ってた?」と聞いて、子供が言ったことに対して絶対に否定はしません。
どんなに「バカだなー!!」と思うようなことを言っても「そうなんや」と言って笑うようにしています。
例えば「ママの怒った顔が面白いと思っていた」と言われても「何もわかってないやん!」と再び怒ることはしません。
ここでまた怒り出すと、今後自分の気持ちを話しずらくなると思うので、この時は楽しい雰囲気で話をするように心がけています。
すごく間違ったことを言っている時でも「違う」とは否定せずに「あ~そうなんや~」と受け入れてから「でも、こうじゃない?」と言うようにしています。
相手と同じ立場で話す
子供が小さい時から怒ったり注意したりしていますが、子供の心は日々成長しています。
親もしていると思いたいですが…(笑)
相手が子供として怒ってしまうと、小さい頃と同じ感覚で、親が一方的に怒ってしまいますよね。
「ママの言うことが聞けないのー!!」という感じで押さえつけてしまいがちです。
まだ知らないことが多い小さい時には、そういうケースも多いと思いますが、小学校高学年や中高生になると、自分で考えて行動できるようになります。
一方的に怒ってしまうと、子供からすれば「信用されていない」「自分のやり方を否定されている」というネガティブな感情を持ってしまいます。
同じ立場に立って、子供の意見も尊重しながら、対等に話し合うことが必要になってきます。
小さい頃は、ご飯やお風呂、宿題などをやる時間を親が決めて動くことも多かったと思いますが、大きくなってくると、何でも自分のタイミングでやりたくなる気持ちは分かりますよね。
自分の学生時代を思い出しながら「こんなこと言われたら嫌だっただろうな~」と、過去の自分と重ねて考えたりもしています。
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子供を怒る時に気をつける事
次男を怒っている時に、長男は塾に行っていたんですが、夜に私が怒った話をしたら、長男から「誰が怒ったん?」と聞くので「パパとママ」と答えると「味方いないのツラ~」と言われました。
ホントそうなんですよね~。
夫のせいにしてしまうと悪いのかもしれませんが、私もいつも子供を怒る時には、逃げ道ができるように、両親で怒るのは避けたいと思っています。
しかし、夫は「自分が怒っている時に子供の味方をされると、俺が間違っているみたいになる」と言って、子供を怒っている時には自分の味方をするべきだと言います。
私はそのやり方は好きじゃないので、いつも味方をしません(笑)
夫は私が子供を怒った時には、私の援護をしてくれます(いらんのに)。
最近は、味方や援護とまではいかなくても、夫が怒っている時には口出ししないようにしています。
その他にも怒る時に注意することをまとめて書いておきます。
怒る時間は短く
言いたいことはたくさんあっても、怒る時間は短くしておきたいですね。
怒っている時って、結構同じことを繰り返していってしまいませんか?
子供にとっては、ネガティブな話を長々とされると、反省するよりも「嫌だな」「めんどくさいな」という気持ちが勝ってしまいます。
簡潔に怒って、その後も気まずい空気や話しづらい雰囲気にならないように、普通に接するようにしています。
大人の武器は使わない
子供が言うことを聞かないと「誰のおかげでゲームできてると思ってるの?」「お小遣いなしにするで」と、無理やり黙らせるような大人の武器を使ってしまうという話も良く聞きます。
私も使ってしまったことはあります。
でも、まだ自分で働いて自分で生活することができない子供に対してこの手を使うのは、ずるいな~と思います。
パパやママが働いているから生活ができているんだと、子供に分かってもらうことも必要ですが、そういうのって成長していくと自分で気づくもんだと思います。
子供を黙らせるために、親のありがたみを押し付けるのは、避けたいですね。
他人と比較しない
他人と比較されるのって、大人でも嫌ですよね。
もちろん、比較されることで頑張れる子供もいるかもしれませんが…
「あんたと違って、○○ちゃんはえらいわ~」
「弟でもできてるで~」
というような比較は傷つきますよね。
ご飯の時にも「お兄ちゃんは全部食べたで~」と言ってしまいますが、わざわざ比較しなくても「栄養を摂るために」「食べ物を粗末にしてはいけない」など、ご飯を食べなければいけない理由をちゃんと伝えて達成できた方がいいですよね。
普段は「自分のペースで頑張って」とか言っておきながら、誰かと比較するような発言をしていたら本末転倒です。
過去のことを掘り返さない
普段怒るのを我慢していると、怒った時に「あの時もさ~」という感じで、あれもこれも言いたくなってしまいます。
私が昔働いていた職場にも、同じような人がいて、いつも「その時に言ってくれた方がよかった」と思っていました。
意見を変えない
私もあると思うんですが、夫の怒り方を見ていると「矛盾しているな」と思うことがよくあります。
最近は子供達もよく分かってきているので「前と言ってること違うやん」と指摘してくることも増えました。
親とはいえ、言ってることがころころ変わると信用できなくなりますよね。
忙しいとつい適当なことを言っちゃうけど、子供に対して言うことも、ちゃんとよく考えなきゃだめだな~と思っています。
子供を怒る時もそうですが、鼓舞する時もすごく難しいな~と思います。
最初は「頑張れ」と前向きに伝えているのに、あまりにも伝わらないとイライラしてお説教になっている時があります。
考えれば考えるほど分からなくなってしまいますが、親の言うことを聞かせようとするのではなく、ようは子供のことを思って伝えることが大事ですね。
怒っている時はどうしても、自分の気持が優先になりやすいので…気をつけたいです。
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