
長男が低学年の頃から「少し姿勢が悪いかな…」と気になっていました。
学年が上がるごとに、より一層気になり、5年生位からいろいろ試した結果、効果の高かった方法を書いていきます。
目次
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長男の猫背の原因を探ってみました。
長男の姿勢の悪さが気になり始めたのは、小学校低学年の頃でした。
勉強をしている時やご飯を食べている時に「背中が丸まっているな~」と思ったり、サッカーを習っていましたが、走っている時にも背中が丸いのも気になり始めました。私自身が子供の頃から猫背だったので、骨格やらいろいろと遺伝はあるかな~と心配していいたら、やっぱり長男の猫背も気になるようになってきました。
小学校低学年には「ちょっと猫背」」という印象でしたが、高学年になる頃には「けっこう猫背」になっていました。
長男の日頃の様子を見ていて、猫背の原因と考えられることをピックアップしてみました。
長男の猫背の原因
・筋力が弱い
・座る時の姿勢が悪い長男は、体質的にも筋肉がつきにくそうな感じですが、さらに体を動かすのがあまり好きではありません。
腹筋や背筋も、同世代の子供に比べて弱いと思います。
さらに、座っている時にも、身体が曲がっていたり、前かがみになるなど姿勢が悪くなってしまいます。
猫背になると、見た目だけの問題ではなく、身体に様々な不調をもたらすことも知られていますよね。
猫背によって起こる体調不良
・頭痛
・眼精疲労
・肩こり
・腰痛
・椎間板ヘルニア
・消化不良
・肺、消化機能の低下
・判断力の低下
・思考力の低下
・自律神経の乱れ筋力が弱いことに関しては、中学に入って部活も始まったので、多少改善してくれるかなと思いますが、普段から姿勢が悪いのは、気をつけなければいけないなと思っています。
そこで、今回は長男の猫背改善について書いていきます。
猫背の治し方①矯正ベルト
猫背の矯正ベルトは前から気になっていて、私も買って使ったことがあります。
私の矯正ベルトを使わせようと思ったけど、やっぱりサイズが違って無理でした。
そこで、いろいろ調べて選んだのがこちらです。↓
付けるとこんな感じです。↓
「せのビ~るキッズ/ジュニア」は、5歳から13歳くらいまで使用できます。
- 我が家の長男は小柄ではあるものの、12歳でジュニアサイズ(9~13歳くらいまで)を購入したら、結構きつめでした。でも、矯正にはこれくらいきつくていいかなとも思いました。
長男は、30分も付けると「脇の下がきつい」と言って取りますが、1日30分でOKと書いてあったので、無理はさせずに毎日使うようにしていました。
猫背矯正ベルトを使ってよかったこと
・背筋を意識するようになった
・使っている時はきれいな姿勢
・腰までをサポートしてくれる装着していない時に「背中が曲がってるな」と自分で気づけるようになりました。
また、腰までサポートされて、正しい姿勢が分かりやすいのも良かったです。
「背筋伸ばして」と声をかけると、変に意識し過ぎて、反り腰のようになってしまっていましたが、このベルトで理想の位置が分かりやすくなったように思います。
でも、しばらく付けていないと、またすぐに忘れるので、猫背改善には、毎日つける習慣をつけたいですね。
猫背の治し方②筋力をつける
猫背の原因は筋力不足というのもよく聞きますが、長男もまさにそれだと思います。
猫背に関係のありそうな、筋肉と言えば、腹筋と背筋がありますが、実は、この2つの筋肉よりも重要なのは大腰筋と、腹横筋だそうです。
なので、見た目がシックスパックとかではなく、腰骨から太ももにかけての筋肉である大腰筋と、腰回りにある腹横筋を鍛えるのが大事なんだそうです。
インナーマッスルってやつですね!
大腰筋を鍛える方法
①椅子に浅く腰かけ、お尻の横で手をついて体を安定させる
②股関節の筋肉を意識して、両足の膝を上げる
③限界まで上げたら3秒間キープ
④ゆっくりと足を下ろす
※最初は5回程度から繰り返してみましょう。慣れれば10回を5セット位できるといいですね。腹横筋を鍛える方法
フロントブリッジがおすすめ!
①両ひじと両つま先で身体を支える体勢
②頭、腰、足が真っすぐになるようにお腹に力を入れる
③そのままの姿勢をキープ
※最初は30秒キープからスタートし、慣れれば1分、それ以上を目指しましょう。とりあえず、時間がない日は寝る前に「プランク1分間だけがんばれ!」と言っています。
インナーマッスルって大事なんですね。
猫背の治し方③座り方
子供が座っている時は、すごく猫背が気になります。
自分でも意識できるように、座る時のポイントをまとめて長男に伝えてみました。
猫背を改善する座り方のポイント
①骨盤を立てるイメージ
②内臓が押しつぶされないイメージ
③あごを引くそれぞれのポイントを詳しく見ると…
①骨盤を立てるイメージ
長男の座り方を見ていると、脚側のお尻ではなく、腰側のお尻が椅子の面についている感じの座り方です。
そうなると、骨盤が真っすぐにならない…。
座る時には背中を伸ばすイメージではなく、骨盤のあたりが真っすぐになるようにイメージしてと伝えました。
「背筋!」と声をかけると、胸を張って腰を反らすことが多かったんですが、骨盤を立てるイメージを伝えると、反り腰の心配がなくなったかなと思います。
②内臓が押しつぶされないイメージ
猫背で座っていると、何となく内臓が圧縮されているような感じがしますよね。
実際、猫背は胃を圧迫して消化不良になることもあるそうです。
長男が猫背で座っているのを見ると「内臓が苦しそうやで」と声をかけるようになると、長男も「猫背が体に良くない」とイメージしやすくなったようです。
あごを引く
あとは「あごを引く」のも大切なポイントかなと思います。
猫背の姿勢だと、あごが前に出ることが多いですよね。
「あごを引いて」と声をかけると、首から肩にかけてシャキッとします。
猫背の治し方④立ち方
猫背が気になるのは、立った姿勢の時もですよね。
長男の運動会で組体操を見ている時も「あ~、猫背だな~」と、姿勢ばかりが気になってしまいました。
せっかく頑張ったのにごめんよ。
立っている時は、特に姿勢を正すのが難しく感じます。
長男も、背筋を伸ばすことを意識すると、腰が反ってしまいます。
猫背を改善する立ち方のポイント
①頭から糸でつられているイメージ
②後頭部・肩甲骨・おしり・かかとが一直線後頭部・肩甲骨・おしり・かかとを壁につけて立つと、背中と壁の間に間隔があいてしまいませんか?
理想は手のひら1枚分だそうです。
それ以上に離れていれば、反り腰になっているかもしれません。
壁を使って、正しい立ち姿を覚えるといいですね。
猫背の治し方⑤呼吸法
猫背になると、内臓を圧迫するという話をしましたが、もちろん肺にも影響があります。
背中が丸くなると、肺も圧迫されて、呼吸が浅くなるということです。
呼吸が浅くなると、身体にいろいろな不調が出てしまいます。
呼吸が浅くなると起こりやすい症状
・冷え性
・集中力の低下
・慢性疲労
・睡眠不足
・肩こり
・頭痛…など正しい呼吸法のポイント
①鼻呼吸
②腹式呼吸鼻炎などの原因があって、口呼吸になってしまう人も少なくないかもしれませんが、正しい呼吸法の基本は鼻呼吸です。
普段から鼻呼吸を心がけておきたいですよね。
私は寝ている時に「口テープ」を貼っていますが、長男は貼っても、1時間もすれば寝ながら剥がしてしまいます。
また、腹式呼吸も、息をたくさん吸いこんで、お腹にたっぷり空気をためることができます。
腹式呼吸を取り入れると、腹横筋などのインナーマッスルを強化できるので、猫背改善に効果があります。
すごくめんどくさがられるけど、長男にも腹式呼吸の練習をさせています。
呼吸って大切ですよね~!
私も自律神経が乱れやすいので、腹式呼吸の練習を始めることにしました。
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