PFAPA症候群の診察の時に「不安を抱えやすい性格」について、チラッと相談させてもらいました。
すると「専門の先生につなぎましょうか?」と言ってくださいました。
不安を抱えやすい次男の性格
次男(小5)は、もともと怖がりなこともありますが、最近「先端恐怖症」に悩まされていました。
最初は、鉛筆などの尖ったものを目に向けられると、目の奥がグッと痛くなって困っていましたが、症状はだんだん強くなり、家具の角や、紙パックのジュースに刺さるストローを見ることもできなくなってきました。
給食の時間など、学校でも目を開けられずに手で目を覆ってしまうなど、支障が出るようになっていました。
もともと不安を抱えやすいタイプで、人見知りや場所見知りも激しいですし、一人で外出も嫌がります。
もちろん、家で一人でお留守番も嫌がります。
学校に行く時も「怒られたらどうしよう」と心配しますし、お友達が怒られている時には、自分のことではなくてもドキドキしてしまうようです。
もう5年生なので、留守番や1人での外出ができるようになってくれないと、困ることも多いんですけどね。
つい最近まで、ゴミ出しや洗濯を干すためにベランダに行く時もついて来ていました(笑)
ちなみに、恐怖症の症状には波があります。
最近は夏休みで心にもゆとりがあるのか、少し落ち着いています。
小児神経科の先生の診断は?
高所恐怖症や閉所恐怖症の様に、恐怖症を持つ人は基本的には、その状況を避けて生活するように心がけるしかないとの事でした。
慣れるためにわざと恐怖症に立ち向かう治療もありますが、今はとりあえず先端を避けて様子を見てみようという話になりました。
次男は、1年生の時に、新生活でのストレスが原因で、腹痛、頭痛、微熱が続いた時期がありました。
その時に、近くの小児科で自律神経を整える漢方を処方してもらっていていました。
先端恐怖症もそうですが、不安を抱えやすい次男は、今でも腹痛や頭痛、イライラなど、自律神経が乱れている様子があります。
そのことを伝えると、漢方薬を処方してくださいました。
もちろん、漢方で恐怖症が治るわけではありませんが、自律神経を整えて、怒りっぽい所やイライラしている様子を改善できればということです。
漢方薬
次男にはどの漢方薬が合うのか、分からないので、3種類の薬を処方してもらい、1ヶ月ごとに試してみることになりました。
出してもらったお薬は次の3種類です。
抑肝散(ヨクカンサン)
もともとは、子供の夜泣きに使われていた漢方薬なんだそうです。
怒りっぽい人やイライラしやすい人など、大人の神経症状にも使われています。
不眠症や更年期障害にも使われているんですって~。
甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)
心身の不安定な状態を改善するために使われる漢方薬です。
イライラ、不安、不眠などの精神の不安定を改善する効果が期待でき、子供や女性によく使われているそうです。
漢方にしては甘い味なので、子供でも飲みやすいのも特徴です。
柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
精神不安があり、不眠、動悸、便秘などの症状がある人によく処方されます。
子供の夜泣きにも使われることもみたいですね。
漢方薬を飲ませるのは大変
次男は現在、抑肝散から飲み始めていて、まだ1週間もたっていないので効果は分かりませんが、困ったのは飲むのを嫌がることです。
漢方薬の中では比較的、においも大丈夫だと思ったんですが…次男は絶対無理と(^^;)
今は、一袋を3等分して、オブラートに入れてそれを「お薬のめたね」で飲むという念の入れようです。
漢方を飲ませる良い方法を教えて下さい!!
全種類試したらまたその効果を書きます。
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