
「タンパク質が大切なのは分かってるけど、忙しくてそんなに手間かけられない…」
そんな声を、40代女性からよく耳にします。
仕事や家事、家族のケアで一日があっという間に過ぎるなか、自分の食事はどうしても後回しになりがち。
でも、代謝が落ち始めるこの時期こそ、体を整える栄養素として“タンパク質”は欠かせません。
「時間がなくても、料理が得意じゃなくても、無理なくタンパク質を摂る方法」にフォーカスして、実践しやすいコツをご紹介します。
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忙しい女性がタンパク質を摂りにくい理由
タンパク質が重要とわかっていても、なかなか摂れない理由にはこんな背景があります。
・調理や下ごしらえが面倒で、つい炭水化物中心の食事になってしまう
・朝は時間がなく、パンやおにぎりで済ませてしまう
・肉や魚が「メイン料理」として構えると重く感じる
・一度にたくさん摂らなきゃという思い込んでいる
実際には、「少しずつ」「手間をかけずに」積み重ねることの方が、継続につながります。
毎日の食事に“手間なく足す”高タンパク食材リスト
以下の食材は、冷蔵庫やコンビニで手軽に手に入り、調理の手間も少ない高タンパク食材です。
【常備しやすい】
・納豆(1パック約8g)
・ゆで卵(1個約6g)
・サバ缶、ツナ缶(水煮・ノンオイル)
・豆腐(半丁で約10g)
・冷凍枝豆(100gで約11g)
【コンビニで買える】
・サラダチキン(1個約20g)
・チーズ(プロセスチーズ1枚で約5g)
・厚揚げ、ゆで卵、ギリシャヨーグルト
【ちょい足しアイテム】
・ちりめんじゃこ、粉チーズ、きなこ、スキムミルク
【簡単なメニュー例】
朝:納豆ごはん+ゆで卵+味噌汁(豆腐入り)
昼:サラダチキン+おにぎり+野菜スープ
夜:冷奴+焼き魚+温野菜(ちりめんじゃこトッピング)
食材を組み合わせるだけで、調理の負担なくしっかりタンパク質を摂ることができます。
プロテインを上手に活用する方法
「食事で足りていない気がする」「朝は食欲がない」
──そんなときの強い味方がプロテインです。
朝の置き換えに:バナナ+プロテインで栄養バランスが整う
間食代わりに:甘さ控えめで飲みごたえのあるタイプを選ぶと満足感も◎
運動後や夕食後に:筋肉の回復や代謝アップに効果的
粉タイプ、ドリンクタイプ、バータイプなど、自分のライフスタイルに合わせて選べるのも魅力です。
添加物や甘味料の少ないナチュラルな製品を選べば、毎日安心して続けられます。
続けるためのちょっとした工夫
無理なく高タンパク食を続けるには、「選ぶ」「見える化する」「習慣化する」ことがポイントです。
※冷蔵庫に“タンパク質コーナー”を作っておく:朝・昼・夜に分けて使いやすい配置に
※タンパク質を摂った日は、カレンダーに〇をつける:見える化で達成感UP
※「おかずを作る」のではなく「足す」意識を持つ:卵や豆腐を1品追加するだけでOK
※週末にまとめてゆで卵・味玉・鶏ハムを作っておく:作り置きで平日の手間を減らす
※続けやすさを意識することで、無理なく習慣にできます。
40代からのダイエットは“がんばる”ではなく“整える”がキーワード。
高タンパク食は、体を引き締めるためだけでなく、日々を軽やかに過ごすための栄養サポートです。
決して難しいことではなく、手間をかけずに足せるものもたくさんあります。
まずは今日の食事に、「タンパク質をもう1品」プラスすることから始めてみてください。
それが、無理なく痩せやすい体と心への第一歩になります。