子供には子供の世界があるので、交友関係にはあまり口出しをしたくないと考えていました。
これまでも、気になることがあっても、ハラハラしながら見守ってきたつもりです。
でも、どうしても心配なことがある時、親はどこまで介入するべきなのか、昨日の我が家のできごとから考えてみました。
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昨日の我が家のできごと
長男(中1)の元気がなく「何かあった?」と聞いても「何もないよ~」と言う。
気になって「スマホ見せて~」といってみると、見られるのは嫌だったみたいで、実は友達と喧嘩になっていると言います。
原因は「悪口を言った言わない」問題です。
長男は相手(以下Aくん)が自分の悪口を言っていると他の友達から聞いて、LINEで問い詰めたようで、Aくんは「悪口ではない」と主張し、さらに「そっちこそ悪口言ってるだろう」と言われたと。
とにかく、こういう話はLINEでするなよ~と思いますが、今回私が気になったのは、このAくんとの関係だけではではありません。
私が「Aくんが悪口を言っているっていうのは誰から聞いたの?」と聞くと「Bくんから聞いた」と。
実は、同じように悪口を言った言わないのトラブルが、私が知っているだけで、小学校の時から今までに4回ありました。
その4回とも、喧嘩のきっかけはBくんです。
もちろん、私が知っているのはほんの一部なのでBくんが悪いとは言えませんが、毎回パターンは同じでBくんから「○○が悪口を言っていた」と聞いて、怒った長男が相手に「悪口を言ったのか」と問い詰めて喧嘩になります。
過去2回は小学校の担任の先生も間に入っていただいて話し合いをしていますが、どちらもBくんが長男と、喧嘩の相手となる子の両方に、言ってもいない悪口を言っていると言っていたことが分かりました。
親の私からすれば、Bくんが原因を作ってるように感じて、距離を置いてほしいと思いながらも、長男は毎回Bくんが泣いて謝ると許します。
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親目線で心配な交友関係
Bくんが長男のことを、友達としてすごく好きでいてくれているのはよく分かります。
さらに、長男も何度も裏切られて腹が立つものの、結局は気が合うのか、B君のことが好きなんだと思います。
しかし、親としては、Bくんが、長男が実際に言っていない悪口を言っていると言いふらして、長男と他のお友達との信頼関係に悪い影響があることがとても心配です。
私が子供の頃、仲のいい友達のことを親に否定されて、すごく嫌な気持ちになったことがあります。
実際に今になってもその友達は信頼できる大切な友達なので、親が否定しても関係を続けていてよかったと思います。
しかし、親になって分かったのは、親が「あの子と付き合うと、あんたも悪い子になってる」と言っていた意味も分かるような気がします。
すごくいい子で一緒にいて楽しかったんですが、学校のルールを破って校区外に遊びに行ったり、お化粧をしたり、ちょっとヤンチャな女の子でした。
一緒にやろうと誘われて、親に嘘をついて校区外に出かけたり、お化粧をしたり、誘われたけれど、やると決めてやったのは私です。
親が彼女を否定するのがとても不快に感じていました。
ヤンチャだけど心はきれいで面白くて、魅力的なので、私は同じようになりたいとマネをしていましたが、親から見れば彼女の影響を受けることは、良いことには見えなかったんだろうと思います。
子供の気持ちも親の気持も分かるようになった今、我が子にはいろいろな人と関わって、たくさん失敗もすればいいと目をつぶっているつもりですが…
今朝は「いつもこういうトラブルの時って間にBくんがいるよな~」と言ってしまいました。
嫌味な言い方…
Bくんに不信感を抱きながらも、長男が自分で考えて解決してほしい気持ちが入り乱れてしまいました(^^;)
「Bくんのことが友達として大切で、これからも関係を続けたいなら、それを決めるのは○○(長男)やから、どうしようとママは見守る。だけど、Bくんが今後、同じようなことを言ってきた時には、その言葉をうのみにせず、冷静に相手に確認してから話し合うべきだと思う」と伝えました。
あとは、こういう話はLINEではなく直接話し合うようにとも。
子供の見守り方
子供の交友関係、親が入り込み過ぎるのもダメとは言え、人生の先輩として伝えたいこともあります。
今朝の私もRGさんみたいに「言いたい~、早く言いたい~」と心の中で歌っていました。
子供の年齢にもよりますよね。
まだ小学校低学年位までは、親の力が必要な時もありますし。
高校生にもなると、もはや親のアドバイスなんぞ子供には届かないかもしれませんが、中学生くらいが一番難しいのかなと思います。
でも、いろいろな人間関係を知るのにも良い時期なのかもしれません。
最後に、子供の交友関係に関わる時の注意点について書いておきます。
子供の気持ちをしっかり聞く
親はある程度経験があるからこそ、ついつい自分の意見を押し付けてしまいますよね。
でも、交友関係に関しては、親の考えと、けっこう意見が食い違うことって多いと思うんですよね。
自分が子供の時にも、親は「あんたが悪い」というけれど、どうしても納得できないと思うことがよくありました。
そういう時って子供は「なんで分かってくれないの?」って思うんですよね~。
友達のことで悩んでいる時に、親が味方してくれないのって結構キツかったりします。
我が子の意見が「違うな~」と思っても、すぐに否定せずに、なぜそう思うのか、しっかり聞いてあげることが大切です。
一旦聞いてから「なんでそう思うのか」「でも相手の気持になったらどう思う?」という風に、子供の意見を中心に、親の考えも伝えましょう。
あくまでもアドバイス
子供が交友関係に悩んで、解決策に困っていたら「こう言って謝りなさい」「そういう言い方はダメ」と押し付けるのではなく「何が一番伝えたい?」「相手とどうなりたい?」というのをメインに、子供の理想の結末が迎えられるように、あくまでもアドバイスをするつもりで。
本当は過干渉な私なので、ささやき女将の様に隣でささやきたいんですけどね。
子供も、もう中学生なので、グッと我慢して「相手の気持ちを考えて伝えるように」「自分が悪いと思ったことは、言い訳せずに素直に謝った方がいい」とアドバイスするようにしています。
子供が助けを求めたら出動
子供の性格にもよるかと思いますが、年齢的にも、交友関係でトラブルが起こっても、親には話さないことも多くなりますよね。
今回も、私からアクションを起こさなければ、言わなかったと思います。
今回の件に対して、長男が自分が悪いとは思っていないようです。
だけど、いつまでも気まずいのは嫌なので、解決はしたいと思っているようです。
「小さい時なら、ママから先生に言って解決してもらえばいいけど、今回は自分で解決してみたら?それでもダメなら面談の時に先生に相談してみるのはどう?」と言いました。
しかし、長男は自分から謝る気持ちはないのに、自分からどう話しかけて解決すればいいのか分からないという感じでした。
私から先生に伝えてほしいと思っていたのかもしれませんが「こういうときは、この件に関して謝るんじゃなくても、例えば、ちゃんとそっちの意見を聞かずに、怒ってごめんと、自分が悪かった部分に対してこちらから謝るのはありなんじゃないか」と提案してみました。
でも、それで、相手が「こちらこそごめん」となれば円満解決ですが、相手が許さないという答えの場合、話の進展が難しいですよね。
でも、人間関係の練習として、これもいい経験です。
どうしても無理だったらヘルプといきます。
ちなみに夕方学校から帰ってきましたが、今日は言い出せなかったそうです。
話し合いのタイミングも、親としては「早く解決してよー」と思いますが、子供には子供のタイミングがあるので、待ちます。
がんばれ息子!頑張れ母!
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