頻繁に高熱を出す次男はPFAPA症候群と診断されましたが、その他の体調不良も気になっていたら、米アレルギーだと発覚した時の話を書いていきたいと思います。
目次
次男のアレルギーが発覚したきっかけ
10歳の次男は赤ちゃんの時から体が弱く、8歳の時にPFAPA症候群と診断され、現在も治療のために薬を飲んでいます。
PFAPA症候群のブログは、こちらから見て頂けると幸いです。↓
次男のPFAPA症候群(自己炎症疾患)①
次男のPFAPA症候群➁(小学生になっても治まらない発熱)
次男は生後6ヶ月の頃に川崎病で入院していた関係もあり、離乳食を始めたのは生後7か月になる頃でした。
離乳食は、特に食物アレルギーの症状が出ることもなく、順調に完了し、離乳食が終わってからも、特に食物アレルギーを疑うような症状はありませんでした。
小さなころからよく熱を出したり、鼻水や咳の症状がある風邪もひいて受診する機会も多く、次男が4歳の時に、かかりつけの耳鼻咽喉科で「花粉症とかもあるかもしれないから、一度アレルギー検査をしてみましょう。」と言われました。
この時の血液検査の結果は、小麦が擬陽性のみで、その他は食べ物、ハウスダスト、動物、花粉など、どれも陰性という結果でした。
「小麦も擬陽性だから、身体に変化がなければ普通に食べても大丈夫よ~」とのことで一安心♪
気になることと言えば本当によくお腹を壊すので、食べた後は必ずトイレに直行という感じで…
「男の子はお腹が弱い」とよく聞くので、私も「まぁ大丈夫かな」と深く考えておらず、かかりつけの小児科でも「すぐに検査が必要な様子もないから、成長と共に様子を見ましょう。」と言われていました。
小学校に入ってから、少しずつお腹の調子が悪くなる回数は減っていました。
そして、アレルギー検査をするきっかけとなった出来事が、小学3年生の時に起こります。
なんと、学校の眼科検診で3年連続「アレルギー性結膜炎」で、病院を受診してくださいと言うお手紙を持って帰ってきました。
1、2年生の時は、眼科で目薬を出してもらうだけで終わっていたのですが、3年目になると「きっと花粉症やな…」と思い、小児科でアレルギー検査をしてもらうことにしました。
私も長男もスギやイネのアレルギーがあるので、同じかなと思っていたら結果は…
予想通り花粉の反応も出て陽性となっていたのですが、まさかの食物アレルギーも数種類陽性となっていました。
次男が8歳の時のアレルギー検査の結果
【陽性】
・米
・ピーナッツ
・小麦
・シラカンバ
・ヒノキ
・スギ
・イネ科
・ブタクサ
【擬陽性】
・大豆
・ゴマ
・ハンノキ
・ヨモギ
・木の実ミックス
一番びっくりしたのは、やっぱりお米でした…。
とは言え、8歳まで普通に米、ピーナッツ、小麦を食べています。
小児科の先生から「お米や小麦をたべた時に何か症状は起こりますか?」と聞かれましたが、お米や小麦は3度のご飯だけでなく、間食でも食べているので、1日に何度も食べているので、アレルギーで体調が悪いと気付くことがありませんでした。
「小学校に上がるまでは、とにかく食事の直後、食事中でもお腹が痛いと言ってトイレに行くことがしょっちゅうありました。」と答えると「腹痛・下痢の症状が全てアレルギーが原因とは断定できないけど、その可能性は大いにある」と言われました。
度重なるお腹の不調の原因が、少し見えた気がしてちょっとすっきりした気分にはなったけど、米と小麦のアレルギーって大丈夫!?と心配も大きかったです。
先生からは「お米を避けて生活するのは非常に難しいので、これまでも食べているから、このまま食べても大丈夫でしょう。」と言われました。
ただ、腹痛、下痢を予防するために、食べ過ぎないように注意は必要と言われています。
次男のアレルギーで困っていること
8歳の時のアレルギー検査で、花粉や食べ物のいくつかが陽性となり、困っていることもいくつかあります。
特に除去しなければいけない食べ物はなく、食物アレルギーがない長男と食事の内容もほとんど同じです。
とは言っても、全く症状が出ない訳ではないので、困ることもあります。
アレルギーで困っていること
・花粉の時期は目薬、点鼻薬が手放せない
・サッカーをしているので、花粉の時期は目や鼻がつらそう
・サッカーのため体を大きくしたいけど、米、小麦をたくさん食べさせられない
・食後の運動が心配
・肌の乾燥、痒み
花粉はシラカンバ・ヒノキ・スギ・イネ科・ブタクサなので、冬場以外はほとんどですし、特に春はサッカーから帰ってくると目の充血と鼻づまりの症状が出ます。
肌のカサカサは、冬は特にひどいですが、それ以外の季節でもやっぱり乾燥しやすいです。
痒くて夜中にボリボリかいていることもあります。
あとは、小柄な次男はサッカーをやっているので、良いプレーができるように体を大きくしたいところですが、身体を作る米をたくさん食べさせるわけにもいかず、どうやって体を大きくするのかも悩む所です。
ちなみに…
次男(小4)・・・身長132㎝ 体重26㎏
自己炎症疾患(PFAPA症候群)の影響もあり、小さい頃から熱を出しては体重が減り、ようやく食べて体重が戻った頃にはまた熱を出すという感じだったので、ずっと小柄です。
もう一つ気になるのは、次男はパンが大好きなんですが、よく耳にする小麦製品をたべた後に運動をすると起こる「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」も心配です。
サッカーの試合に行く時には、空いた時間に食べやすいパンを持っていくことも多いんですが、毎回ちょっと心配です。
次男のアレルギーに対する対応
小児科の先生からも「給食も普通に食べていいし、学校にも特に連絡しなくても大丈夫でしょう。」と言われています。
基本的には、あまりアレルギーを意識することなく生活できています。
その中で、少しでもアレルギーで困ることがないように、やっていることを最後に紹介しておきます。
【舌下免疫療法】
いろいろな種類の花粉で陽性となってしまったので、とりあえず舌下免疫療法ができるスギだけでもやってみたらいいと勧めてもらいシダキュアの服用を始めました。
ちょうど1年半ほど経ち、今年の春は今のところ症状が軽く済んでいます。
【アレルギーの薬を使う】
薬の服用は最小限に抑えたいところですが、毎月「舌下免疫」の薬をもらう時に、エピナスチン、アレジオンLX点眼、アラミスト点鼻薬を処方してもらい、症状が強い時には使っています。
【スキンケアで乾燥を防ぐ】
食物アレルギーは食べるだけでなく、乾燥したカサカサ肌からアレルゲンが侵入することもあると聞いて、スキンケアも気を付けるようになりました。
もちろん痒さ対策でもありますが、小児科でヘパリン類似物質 概要泡状スプレーを処方してもらっています。
プッシュタイプで泡で出てくるので、子供でも使いやすくて乾燥も防げるので気に入っています。
【運動前にはイモ類】
スポーツの前の補食として、おにぎりやパンを食べさせることが多かったんですが、米と小麦のアレルギーが分かってから、イモ類をよく食べさせるようになりました。
焼き芋や、じゃがバター、キャッサバ粉を使ったポンデケージョも喜んで食べてくれます。
大きく成長して欲しいけど、アレルギーでの心配もあるので、工夫しながら頑張っていきます!
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