真面目ではあるものの、マイペース過ぎて、時間に縛られるのが苦手な長男(小6)、とにかく勉強が嫌いで極度の人見知りの次男(小4)の習い事について書いていきます。
これまでにいくつかの習い事をしていますが、今回は公文と学研を比較しながら、現時点での習わせてみた結果と感想をお伝えしていきます。
目次
公文と学研・それぞれの特徴は?
未就学児や小学生のお勉強系の習い事と言えば「学研」か「公文」が特に有名ですよね。
子供の性格や、それぞれの特徴を考慮してどちらにするかを考えておきたいところですが、我が家の場合は、長男は仲良しの友達が公文に行っていたので、本人の希望で公文を選びました。
さらに、次男は長男が行っているから、小学生に上がる少し前に、一緒に公文に通うようになりました。
でも、後々「やっぱりちゃんと考えて決めておけばよかったかな…」と思うこともありました。
体験談の前に、まずはそれぞれの特徴と、違いから書いておきます。
学ぶ内容が違う
学研と公文の違いでよく言われる「教材の内容」の違いですが、例えば算数の場合、公文は主に計算がメインです。
小数の計算、分数の計算、ひっ算など、計算問題を繰り返し繰り返しやります。
「公文に行っている子は、計算が早い!」と言われるのも納得ですね。
しかし、学校で学ぶ、図形や確率とか、時計、距離のような問題はありません。
学研では、基本的に学校で学ぶ内容は、全て教えてもらえます。
長さの問題やグラフ、図形、確率の問題など、学校での学習だけでは心配という場合は、しっかりフォローしてもらえるでしょう。
宿題の量が違う
宿題の量も違いを感じた部分の一つですが、公文は、個人の希望で枚数が決められます。
基本的には、週に2回教室に通うことになると思うので、教室がある日を除く、1日1教科につき5枚くらいが平均のようです。
「本人が希望すれば1日に20枚でも30枚でも出しますよ!」と言われました。
学研は、1教科1日1枚で、冊子のようになった宿題が渡されて、自宅で1枚ずつ取り組みます。
問題数もそんなに多くなく、子供が無理なく取り組める量だと思いますが、やる気満々な時の子供にとっては、物足りなく感じるかもしれません。
教え方が違う
公文と学研は、それぞれに先生の教え方も違っています。
公文は、生徒の自主性を大事にしているので、分からない問題を詳しく教えてもらうことはありません。
やったことない問題は、最初にやり方を教えてもらいますが、その後は基本的には自分で考えて、試行錯誤しながら問題を解いていきます。
学研は、先生が丁寧に教えてくれるので「分かりません」と言えば、先生が一緒に問題が解けるように指導してくれます。
次男が通っていた学研では、常に先生の対面席をキープして、先生に教えてもらいながら学習している子もいましたし、先生もそういう指導を好む子供には、生徒が少ない時間に来るようにお願いしているとおっしゃっていました。
月謝が違う
月謝も違いが大きい部分かと思います。
公文は1教科につき、月謝は7,150円ですが、学研は1教科のみという選択肢はなく、国語と算数の2教科がセットになっています。
学研は国語と算数がセットで、8,800円です。
公文は国語と算数を習う場合だと、7,150円×2教科で14,300円になります。
さらに英語を加えた3教科であれば、公文は21,450円、学研は13,200円になります。
月謝の差は?
【2教科】
・(公文)14,300-(学研)8,800=5,500 ※学研が5,500円安い
【3教科】
・(公文)21,450-(学研)13,200=8,250 ※学研が8,250円安い
学研は、1教科のみという選択はできないことになっています。
英語アドバンスコース、読解・作文コースなど、単科受講が可能なコースもあるので、詳しくはホームページをご確認ください。
学研ホームページ
【学研・公文の入会費】
・学研は入会金5,500円
学研は入会金がかかりますが、定期的に入会金無料キャンペーンをやっているので、そのタイミングでの入会がおすすめです。
学習の進度が違う
基本的には、公文も学研も、子供のペースに合わせて学習ができるので、意欲があればどんどん学年を超えた教材で学ぶことができます。
実際に学研は学年にとらわれず、学力に合わせた先取り学習を行っているとしています。
公文も先取りで学習することができて、各教材の最終テストに合格すれば、どんどんステップアップしていくことができます。
実際に通わせてみて、公文は特に先取りで学習している生徒が多い印象でした。
学研は、私の知る限りでは、実際の学年に近い学習をしている子供が多かったように思います。
公文は、生徒同士で「どこまで進んだ?」なんて聞きながら、競い合ってどんどん進んでいく印象でした。
長男の公文の体験談
長男は、小学1年生の2月に、公文の無料体験学習に参加して、入会しました。
・毎年2月、5月、11月に行われています。
・1週間に2回の体験学習を計4回、無料で参加せることができます。
長男を、この体験学習に参加させようと考えた理由は2つです。
・長男から「友達が通っているから行ってみたい」と言ったから。
・私の母がよく「公文に通わせておけばよかった~」と言っていて、私自身も気になっていた。
とてもシンプルな理由です。
体験学習期間を終えて、3月から入会し国語と算数の2教科からスタートしました。
最初は、簡単な問題も多く、宿題も1日に各教科10枚ずつもらっていました。
長男を公文に通わせた感想を、結果から言うと「良かった」です。
その理由をお伝えするために、まずは長男の性格や、勉強に対する意識をまとめておきます。
・ポジティブ
・成績優秀になりたいという意識は強い
・集中力がない
・理解力はある方
・頑張ることを持続するのは苦手
・得意教科は算数と英語(小6時点)
・人の話を聞くのが苦手
・おしゃべり大好き
・ほめ言葉は素直に受け入れる
ざっとこんな感じです。
長男に公文が合っていたなと思う理由としては、他の生徒さんと関係なく、自分のペースで進められるので「やる気」の浮き沈みが激しい長男は、やりやすかったと思います。
一度、4年生の時に、国語と算数以外の教科も気になって、塾に通うために退会しようと思い、先生に伝えたところ「彼は猫のようなタイプです。他の子と比べることなく自分のペースで進めないと勉強が嫌になってしまうと思います。」と言われました。
結局「彼のペースに合わせて、伸びるように指導します!!」という先生の熱い説得に負けて、退会を踏みとどまりました(笑)
マイペースでダラダラと過ごすのが好きな長男ですが、向上心はあるので、実際の学年より、上の学年の勉強をしているというのが嬉しいようで、頑張ってステップアップしようとしていました。
集中力がないので、その意欲が続くわけでなないですが、同学年の生徒さんに追い越されると、また意欲がわいてくるとい感じを繰り返しています。
入会から1年後に英語もスタートさせましたが、英語に関しては学校の成績も常に良く、まさに「やっててよかった公文式」です。
また、話を聞くのが苦手ではあるものの、理解力はある方だという長男の特徴的にも、公文のような自分で考える力を引き出す指導法は、合っていたと思います。
息子が通う教室の先生は、非常に厳しい指導をされますが、ものすごく褒めてもくれます。
「あなたは本当にすごい力を持っている!」
「あなたはもっと上に行ける人なのよ!」
と熱く語りかけられると、ポジティブな長男は素直に受け入れてやる気が出るようです(笑)
算数に関しては、何度も何度も計算問題を繰り返しているだけあり、計算は早いです。
でもやっぱり、学校では図形や割合なんかで、つまづいていることはあります。
小6時点では、そういう時も私が教えるか、YouTubeなどの分かりやすい解説動画で何とかなっています。
私が教えられるのも限界なので、中学ではやっぱり塾に行くことも考えています。
次男の公文から学研に変えた体験談
次男は、年長さんの2月の無料体験学習に参加して、3月から入会しました。
次男を公文に通わせようと思った理由も2つです。
・兄が公文で英語を読んでいるのを見て本人がやってみたいと言ったから。
・兄と一緒に通ってくれれば、私の負担も少ないし、安心だったから。
最初は英語だけでスタートしましたが、兄の学習を待っている間に、先生が算数や国語のプリントも体験させてくれていました。
結局、1年生になったと同時に国語と算数も追加しました。
兄と同じように勉強をするのが嬉しかったようで、最初はやる気もありました。
しかし、公文に通わせた結果を先に言うと、次男には合いませんでした。
その理由をお伝えするために、次男の性格や、勉強に対する意識をまとめておきます。
・じっと座ってるのも好きではない
・かなりの人見知り
・好きなことに対する集中力はある
・心配性
・ネガティブ
・負けず嫌い
・理解力は低い
・得意教科は体育のみ
・勉強への意欲はない
ざっとこんな感じです。
次男が公文に合っていなかったと思う理由として、やっぱり1番は次男は長男とは違い、学校の学習が授業だけでは理解しきれず、自宅で私がフォローしていました。
しかし、勉強嫌いな次男は学校の宿題+私との勉強に加えて、公文の宿題をするのがだいぶきつくなっていました。
「この子には、学校の学習に沿って教えてもらえる習い事をさせた方がいいのかな…」と考えるようになり、1年間で公文をやめて、学研に通うことにしました。
そしてもう一つ、人見知りで繊細な性格の次男は、公文の先生の熱血指導を負担に感じるようになり、分からない問題があっても、怒られると思うのか、先生に聞くこともできない状態になってしまい、このままでは余計勉強が嫌いになるだろうと思ったのも、公文をやめた理由です。
公文をやめてすぐに、学研の体験学習に行って、入会金無料キャンペーンの時に入会しました。
学研では、公文よりもアットホームな雰囲気で、先生も優しかったのですが、やっぱり人見知りな次男は、他の生徒さんたちのように「先生、教えて~」「先生、分からん~」と聞くこともできません。
しかも、その頃、新型コロナウィルスの影響で、ZOOMでのオンライン授業に切り変わり、余計に質問できず、結局自宅で私が勉強のフォローをするようになりました。
そんな事情もあり、一旦学研もやめることにしました。
勉強大嫌いな次男に合う勉強は今も模索中です。
長男は、公文を始めてからちょうど5年が経ち、今も続けています。
子供に合う習い事を選びたいけれど、勉強が苦手、嫌いな子供のお勉強系の習い事選びは本当に難しいですよね。
またの機会に、習い事についていろいろと書いていきたいと思います。
よかったらこちらも見て下さい。↓
【子供の発育】栄養不足解消にケールチップを作ってみる!
【子供の成長】最近の我が家の間食♪