「朝ごはん、食べない派」だった私
40代に入り、以前より痩せにくくなったと感じていませんか?私もその一人でした。
そんなとき、特に気にしていなかった“朝ごはん”を見直したことが、ダイエット成功のきっかけになるとは思いもよりませんでした。
この記事では、40代女性が「朝食習慣」を変えただけで代謝が上がり、無理なく体型を整えられた体験をベースに、朝食の重要性と具体的な改善法を紹介します。
実は落とし穴?「朝食抜き」が痩せにくさを招いていた
「朝は食欲がない」「食べると逆に太りそう」そんな理由で朝食を抜いていませんか?
実は、朝食をとらないことは、40代以降の体にとって逆効果になることもあります。
- 代謝スイッチが入らない:朝食をとらないと体が“省エネモード”になり、エネルギー消費が低下します。
- 血糖値が乱れる:空腹時間が長くなると、昼食後の血糖値が急上昇しやすく、脂肪をため込みやすい体に。
- 筋肉が減少しやすくなる:特にたんぱく質不足が続くと、筋肉が分解されやすくなり、基礎代謝も下がります。
私の体験談:パンとコーヒーの朝→たんぱく質中心に変えたら…
30代は子育て真っただ中、子供たちが残したものを食べておなかがいっぱいになる朝ごはんの日もあれば、思いがけず子供たちがたくさん食べたから自分の朝ごはんがなくなってしまう日もあったり…
自分のために追加で朝食をつくるのは面倒だから朝食を抜くか、食べるとしてもパン1枚+コーヒーという簡単な内容になってしまう日がほとんどでした。
ですが、40代に入ってからは、それでは体がもたなくなってきたんです。
日中の疲労感や集中力の低下、お腹周りのもたつきが気になり始めました。
挙句の果てに、倦怠感、むくみ、動機息切れなどの症状がきつくなって、病院に行くことに。
しかし、すべての検査で異常はなく、医師から指摘されたのはたんぱく質、鉄分不足でした。
そこで、朝に「たんぱく質+あたたかい汁物」をとるようにしたら、3か月ほど経ったころから日中の体の軽さと満足感がまったく違いました。
始めて1月ほどで便通が整い、3ヵ月後にはウエストが3cmほどすっきり。
体重よりも「体型と気分が整った」感覚が大きかったです。
ちなみに、私が見ていただいた医師によると、タンパク質不足を改善する食生活を続けて3ヶ月~6ヵ月ほどで変化を実感できるとおっしゃっていました。
代謝を上げる朝食のポイント
特別なことをしなくても、ちょっとした意識で“代謝スイッチ”は入ります。ポイントは「温かいもの」「たんぱく質」「水分」です。
- 温かい汁物:味噌汁や野菜スープなどで内臓を温め、血流を促進。
- たんぱく質:卵、納豆、豆腐、ヨーグルトなど、消化がよく続けやすいものを。
- 食物繊維:もち麦入りご飯やオートミールなど、血糖値を安定させ腹持ちも◎。
- 水分補給:白湯やお茶で寝起きの体に水分をチャージ。
忙しい朝に続けるコツ
「朝はとにかく時間がない」という人にこそ、準備と工夫で続けやすくなります。
- 前の晩に味噌汁を仕込んでおく
- ゆで卵・冷凍野菜・プロテインドリンクを常備
- ご飯はもち麦入りをまとめて炊いて冷凍ストック
- 食べる時間がなくても、スープジャーやドリンクで持ち出す
また、「朝は食べられない」という方は、最初はスープやヨーグルトなどから慣らしていくのもおすすめです。
おすすめアイテム・コンテンツ紹介
毎日の朝食にちょっとしたアイテムを取り入れることで、続けやすさも格段にアップします。
- プロテインドリンク(ソイ・ホエイどちらでもOK)
時短でたんぱく質がとれる。甘すぎない無添加系がおすすめ。 - もち麦・押し麦
ご飯に混ぜて炊くだけで、血糖値上昇を抑える&腹持ちUP。 - 宅配朝ごはんサービス
栄養バランスの整った冷凍おかずなどを活用するのも◎。 - 朝食ルーティン紹介動画
40代の代謝は“朝”で変わる
食べる量を減らしても痩せない、運動しても結果が出ない——そんな壁にぶつかっていた40代の私にとって、「朝食を整える」という小さな習慣が、体も気持ちも整えるきっかけになりました。
代謝のスイッチは、朝の一口から。無理なく続けられる朝ごはんで、あなたの体型と気分もきっと変わっていきます。