現在中1の長男、小5の次男、2学年差の兄弟が赤ちゃんの時から現在までの様子を見て、この年齢差で良かったこと、大変だったことを書きます。
目次
2歳差での出産について
長男が2歳5ヶ月の時に次男が生まれて、学年も2学年差です。
私自身が姉と6歳年が離れていて、一度も同じ学校に通ったことがなかったもので、年が近い兄弟に憧れがありました。
小学校の時には、一緒に登校したり、学校で兄弟に会った時に照れくさそうにする友達が羨ましかったですし、中学の時には「お兄ちゃんカッコイイ」と言われて「全然やし~」と言っている友達が羨ましかったです。
学校で家族に会えるって何なん!と思っていました。
そして、もう一つ「年の近い兄弟がいいな」と思った理由は、長男の育児があまりにも大変で「私は育児に向いていない」といっぱいいっぱいになっていた時に、長期間育児に追われるのが辛いと思ってしまったからです(^^;)
長男が寝ない赤ちゃんで大変だった時のお話はこちらに書きました↓
ずっと泣いている・寝ない赤ちゃんだった長男のこと
絶対に2歳差とは思っていませんでしたが、幼稚園も一緒に行けたらいいな~と思ってはいました。
次男が生まれた時の兄弟の様子
次男を妊娠している時も「強めのママ好き」だった長男は私から離れず、ずっと抱っこでした。
次男を出産する時も、入院中は私の実家にお泊りする予定だった長男ですが、出産した日だけなんとか実家に泊まれたものの、次の日からはどうしてもママと離れるのがいやだと言って、病院に一緒に泊まることになりました。
今は可愛いと思えますが、当時は入院中だけはゆっくりできると思っていたので、けっこうショックでした(笑)
退院後も、弟がいる生活に慣れない長男は、次男を抱っこしている時や授乳中にもよく「赤ちゃん置いて~」と言っていました。
「赤ちゃん」と呼んでいるあたり、弟という存在を受け入れてないですね(笑)
次男が生まれてから、長男が幼稚園に入学するまでの期間は1年ちょっとでした。
長男を公園に連れていきたいけど、まだ赤ちゃんの次男を長時間連れまわせない時期もありました。
そういえば一つ切ないエピソードが…
次男をベビーカーに乗せて、長男と手をつないで公園に向かう時、長男が派手にこけて膝から出血しました。
大泣きしている長男に「抱っこしようか」と言うと、ベビーカーに乗っている次男をチラッと見て「大丈夫」と言って歩き出しました。
まだ2歳で、痛いのに我慢をして歩く姿が何とも切なかった!
そしてもう一つ…
次男は、持病があり、よく発熱を繰り返したので、長男には寂しい思いをさせることも多かったです。
次男の病気についてはこちらに書いています。↓
次男のPFAPA症候群(自己免疫疾患)①
それが気になっていた時に、ちょうど送ってきたこどもちゃれんじの絵本を読んでほしいと持ってきた長男。
そのお話の内容が「妹のハナちゃんが生まれて、寂しい思いをしているしまじろう」のお話でした。
読みながら、いろんな思いがこみ上げて涙がぽろぽろ出て読めなくなった私。
その姿を見て長男が「泣いたらあかんで。絵本は楽しく読むんやで。」と言いました。
あ~、書きながらも思い出して泣けてくる。
たくさん寂しい思いをしたんやろうな~とも思います。
とは言っても、切ないことばかりではありません。
小さい時からずっと生活を共にしてきた2人なので、喧嘩もするけど友達みたいに仲良しですし、好きなゲームが一緒だったりと楽しいこともたくさんあります。
どうしても兄が我慢することになる状況は多いですが、長男は「弟ばっかり得している」っていう感じのことをあまり言わないタイプです。
言わない分、本当はどう思っているのか気になります。
幼稚園時代の2歳差兄弟
長男が年長さんになった時に、次男が年少さんで入園するので、長男の入園から2年間は、次男と私の2人の時間が多かったのですが、それも結構大変で(^^;)
長男がいると兄弟で遊ぶ時間もあるので、助かってたんだなと気付きました。
あとは、次男がお昼寝をしている時に、帰りの園バスまで迎えに行って、バスが遅れた時なんかは、次男が起きてないかな~と心配することもありました。
2人が幼稚園に上がると、私にとって5年半ぶりの1人の時間ができました!
「家に1人でいるなんて嘘みたい♪」とダラダラ過ごすも、長年片付けやらをサボっていたので、やることはたくさんあったんですが…。
長男は入園後1人で泣きながら頑張って幼稚園に行っていましたが、次男は兄と一緒なのでとてもスムーズでした。
制服や体操服も2人分必要ですが、次男が入園する時には園にお友達もできて、譲ってもらえるものも多かったです。
幼稚園にかかる費用も毎月多かったので、経済的にもけっこうきつかったです。
さらに、次男が炎症疾患を持っていて、いつ熱が出るか分からないので、外に働きに行けず、子供たちが幼稚園の間は専業主婦でした。
幼稚園はママ友とのおつきあい、役員などもけっこうあったので、本当に貯金は全くできない感じでした。
小学校での2歳差兄弟
長男が3年生の時に、次男が小学校入学でしたが、ここでもやっぱり弟は兄がいる安心感がかなりあったと思います。
私は、小学校に入学する時に姉が中学に上がったので、お姉ちゃんがいたらよかっただろうな~と思います。
その反面、へらへらしている私には、1人で頑張ることも必要だったとも思っています。
小学校に上がると、幼稚園に比べて学校での様子が分からないので、兄弟がいると様子を見てもらえるのがメリットだな~と思っていました。
最近元気がないなと気になると「最近休み時間何してるか知ってる?」と兄弟の様子を見てきてもらえます。
他にも「にぃには最近○○と一緒に帰っている」「(次男が)先生に怒られてで~」と情報がもらえるので助かります。
ここでもエピソードを一つ…次男が放課後、運動場でサッカーをしていて倉庫の上にボールが乗ってしまったことがありました。
倉庫の方にボールを蹴ってはいけないという決まりがあるらしく「どうしよう、怒られる」と慌てて帰ってきました。
私は「やってしまったことは仕方ないから、次からやらないようにして、今は怒られてきな」と言うと「いやだ~」と。
そこに帰ってきた長男が「俺が一緒に謝りに行くわ!」と頼もしいお言葉。
一緒に行って謝って、ボールを取ってもらえたそうです。
ありがたい。
母から見た2歳差兄弟
私から見ると、自分でもやっぱり兄にばかり厳しくしてしまう所はあるのかなと思います。
2人に差をつけようというのではなく、長男のことは、全てが初めてなので「ちゃんとやらなきゃ」と言う気持ちが大きくて、あーだこーだうるさく言ってしまいます。
でも「そんなの必要なかったな~」「もっと気楽にやっておけばよかったな~」と思って、次男にはうるさく言わなくなってしまいます。
長男から見れば「なんで俺ばっかり」という思いはあるかもしれません。
成長するにつれて、それぞれの性格や個性も出てきて、兄だから、弟だからではなく、それぞれの性格に合わせて対応したいなと意識はしています。
今でも何か注意すると「にいには前やってたやん」とか、2人への対応が同じじゃなければクレームが来ます。
その時は「兄弟やけど、人はそれぞれ性格も生活リズムも、やりたいことも違うから、全く同じようにはいかない」と説明します。
私が思う2歳差兄弟のメリット・デメリット
最後に、2歳差兄弟で感じたメリット。デメリットを書いていきます。
2歳差兄弟のメリット
一緒に遊ぶ
毎日一緒にご飯を食べて、お風呂に入って寝るって特別な存在だなと思います。
小さい時も、一緒におもちゃで遊んだり、出かけても遊び相手がいるのは年の近い兄弟で良かったなと思う一番のポイントです。
育児の大変な期間が短い
子供が小さい時の生活は、不器用な私にとってすごく大変でしたが、2歳差での育児なので、今思えばあっという間でした。
あまり体力にも自信がないので、長期間だときつかったかもしれません。
受験が重ならない
入学や入園が重ならないのと、受験も重ならないのもメリットかなと思います。
いっきに終わらせたいという考えもあるかと思いますが、私は、2人が一緒に受験となると、てんてこ舞いになりそうです。
2歳差兄弟のデメリット
一気にお金がかかる
幼稚園の時の費用や、年が近いと同じ習い事をさせることも多いので、何かにつけてお金が2倍かかります。
小学校でも鍵盤ハーモニカやリコーダーなど全部2個ずつ必要ですし、中学でも制服を2着買わなければいけません。
うちの場合、2人とも小柄なので、次男が入学する時に兄の制服を回して、その頃には大きくなっているだろう(なっていておくれ)長男に大きいサイズの制服を買う予定です。
しかし、友達のところは、2歳差ですでに次男の方が10㎝以上大きく、長男の制服が入らないことは確定だそうです。
子供が小さい時はハード
やっぱり入園前に、二人を家で見ている時はすごーく大変でした。
自分の時間なんてもちろんないですし、2人ともの要望を上手く聞く事が出来ず、自己嫌悪に陥ることもしばしば。
参観日も二人をかけ持ちして見たり、子供たちが小さい時の母はハードスケジュールです。
兄弟の年齢差は、それぞれにメリット、デメリットもありますね。
【子供の習い事】勉強嫌いの子供の成績を上げるために奮闘する母の話
【子供の習い事】タイプが違う兄弟を公文と学研に通わせました。
【子供の習い事】中1息子の塾選び、良かったこと、失敗したこと
【十三参り】京都嵐山・法輪寺に行ってきました!