ハート

先日、とあるアーティストさんのインスタライブを見ていた時に「イマジナリーフレンド」について話されていました。

気になって調べてみると「え〜❢私の子供のころそうやった!」と思い、今回はイマジナリーフレンドについて書いていきたいと思います。

イマジナリーフレンドとは?

イマジナリーフレンドは、空想の中の遊び友達と認識されていますが、はっきりと「これがイマジナリーフレンド」という定義はないそうです。

学術的な名称はイマジナリーコンパニオンと言い、心理学、精神医学の現象名です。

空想上の友達や、空想上の仲間のことをイマジナリーフレンドと呼ぶことが多いんですが、人間の姿の場合もあれば、動物やキャラクターだったり、妖精やモンスターのような架空の生き物の場合もあるそうです。

イマジナリーフレンドを友達とするのは、学童期の子供が多く、周りの人には打ち明けないケースが多いんだとか。

妄想とはまた違って、子供にとってはイマジナリーフレンドがいることは珍しいことでも、異常なことでもないので大人はそっと見守ってあげりのがいいそうですよ。



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イマジナリーフレンドがいる子供の特徴

イメージ的に「一人っ子はイマジナリーフレンドを持ちやすい」とよく言われますが、一人っ子だけでなく、長子もイマジナリーフレンドを持ちやすいというデータがあるそうです。

長子の場合は、両親が妹や弟が生まれて手がかかる時などに、イマジナリーフレンドを持つようになるケースも多いです。

現実の世界で友達を作るのが苦手であったり、内気な性格だからイマジナリーフレンドを持つとは限りません。

また、親としては、さみしいからイマジナリーフレンドを作ってしまったのかなと心配になるパパやママも多いのではないでしょうか。

確かに「話を聞いて欲しい」「自分の存在を認めて欲しい」という気持ちがイマジナリーフレンドを持つきっかけになることもあります。

しかし、必ずしもそれがいけないわけではなく、パパやママが愛情を持って接していれば、イマジナリーフレンドがいることは悪いことではありません。

男女比で言うと、イマジナリーフレンドを持つのは女の子の方が多いそうです。

イマジナリーフレンドの経験談

私の幼い頃の話なので、30年以上前のことですが…(^^;)

イマジナリーフレンドを持ちやすいと言われる長子でも一人っ子でもなく、私は姉がいる次女です。

でも、姉とは6歳離れていて、両親も共働きでかなり忙しく、1人で過ごす時間が多い子供だったと思います。

私が小学1年生の時には、姉は中学生で部活に習い事に忙しく、あまり一緒に遊ぶこともありませんでした。

1人でテレビを見たり、ジェニーちゃん人形で遊んだり、トランプや人生ゲームを一人でやることもありました(笑)

そういう時に、いつも一緒に遊んでいたのが空想の中のお友達で、自分ではそれが自然なことではあるものの、変だと思われたら嫌だから親や友達には、空想のお友達がいることを話したことはありませんでした。

私の場合は、その子が実際にいないことは分かっていましたし、名前も付けたことはなかったと思います。

どんな姿だったかもよく覚えていません。

家で遊ぶ時以外にも、友達の家から帰る、1人の帰り道ではイマジナリーフレンドと一緒に話しながら歩いていることもありまあした。

実際に声も出ていたと思います(^^;)

イマジナリーフレンドは、空想のお友達ですが、ぬいぐるみや人形などの目に見えるものをイマジナリーフレンドと呼ぶかは研究者によって意見が異なるそうです。

そういえば、ぬいぐるみと話したり遊ぶのも好きだったな~。

あと、架空の人物ではなく、現実の友達やクラスメイトを想像して、イマジナリーフレンドのように架空の会話をすることもありました。

これは何フレンドなんやろ(^^;)

子供のイマジナリーフレンドは、成長するにつれて消失するケースが多いですが、青年期以降も続いたり、新しく現れる人もいるそうです。

私も中学生の時にもまだイマジナリーフレンドがいたと記憶していますが、友達といる時間が長くなったり部活や習い事に忙しくなって、1人でいる時間が短くなるにつれて減っていったように思います。

イマジナリーフレンドがいた私が大人になったら

大人になってからはイマジナリーフレンドと過ごすことは無くなりましたが、今でも空想の中で人と会話することはあります。

とは言っても、子供の学校の面談の前に、先生との会話をイメージしながら想像したりという感じですが…

わが子は2人ともイマジナリーフレンドを持った経験がないらしく、私が「空想の友達と一緒に、現実の友達の家に遊びに行っていた」という話をしたら「こわ!」と言われてしまいましたが(^^;)

子供が空想のお友達と会話したり遊んでいるのを見ると、心配になるパパさんやママさんもいるかもしれませんが、私の場合は空想と現実がごちゃまぜになったこともなければ、現実逃避していたという感覚も全くありません。

イマジナリーフレンドと遊ぶ時間はすごく楽しかったですし、今思えば人前で自分をさらけ出すことができない性格の私にとって、自分のペースで友達と遊べる充実した時間でした。

イマジナリーフレンドがいたから、現実世界での自分へのコンプレックスみたいなものに押しつぶされずバランスをとることができていたのかなと思います。

空想がコントロールできなくなるようなことがあれば、精神的な問題も心配ですが、現実の生活で支障がなければ見守っておいても大丈夫なケースが多そうですね。

ずっと、私って変な子だったんだなって思っていたので、イマジナリーフレンドを持つことが珍しくないと最近知って、なんかスッキリしました~!

同じような経験がある人と「イマジナリーフレンドあるある」とか話して盛り上がりたいです(笑)


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