マスクの子供

長男(現在中1)は、小さなころ、クループ症候群で何度も夜中に救急で病院に行っていました。

周りにも同じ「クループ症候群」で大変な思いをしている子供が数人いたので、悩んでいるパパさんやママさんもたくさんいるのではないでしょうか。

今回は長男のクループ症候群の症状が出なくなるまでの様子を書いていきます。



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クループ症候群とは?

ここ最近は長男の小さい頃の病気の体験談が続いております。

改めていろいろあったな~と思いながら書いています。

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こうして見ると、目、鼻、喉と長男は器官が狭くて細いタイプだったんでしょうか。

クループ症候群とは?
・咽頭が狭くなって、十分な空気が吸い込めなくなり、呼吸の状態が悪くなる症状です。
「ケンケン」と言う感じの独特の咳が出ます。

クループ症候群の症状が出る原因としては、風邪による気管支炎が多いそうです。

他にも細菌性の咽頭蓋炎やアレルギーなんかも原因になるそうです。

長男の場合は、ほとんどがウイルス性の風邪によるクループ症候群だったと思います。

声帯の近くの器官が狭くなるため、オットセイのような、犬が吠えるような咳が出ます。

症状が重いと、呼吸困難になることもあり、その場合は救急で病院に行かなければいけないこともあります。

0歳~3歳くらいまでは特に起こりやすく、成長に伴って症状が出なくなる人が多いそうです。

長男の症状

長男に初めて症状が出たのは、1歳の時でした。

夏に、庭でビニールプールをして遊んだ後に、お昼寝をしていた時でした。

ちょうど主人も休みの日だったため、寝ている長男の様子は主人に見てもらい、私は次男を妊娠中でつわりがきつく、2階のベットで休んでいました。

10分くらいすると「長男が変な咳をしている」と主人が呼びに来ました。

確認しに行くと、確かに苦しそうな犬が吠えるような咳をしています。

休日でしたが、心配だったので救急で病院に行くと「クループ症候群」だろうとのことで、吸入をしてもらいました。

その時は熱もなく、のどの痛みと咳だけの症状でした。

その後、鼻水など風邪の初期症状が出ると、クループ症候群の症状が出ることが増えました。

夜中の症状は特に重く「息ができない」と泣きながら起きることもありました。

体を起こして、少しずつお茶を飲んむと、少し楽になるんですが、何度か「これはヤバイよな」と思うほど息苦しそうにして、夜中に救急外来に行ったこともあります。

病院で吸入をしてもらうと楽になるようですが、年中くらいまではかなり頻繁になっていました。

その後ちょっと苦しそうな咳をすることはあっても、体を起こせば落ち着く程度になり、約2年が経ちました。

「やっぱり小さい時だけの症状なんやな~」と思っていたら、小1の時にまさかのサッカー教室のキャンプで症状が出てしまいました(-_-;)

長男は花粉症なので、山の中のキャンプでアレルギー症状が出たんだと思います。

コーチには念のため症状が出た時に、体を起こしてお茶を飲ませてほしいとお願いしていたので、ちゃんと対応して頂けました。

「もう2年も症状が出ていないから大丈夫だと思うんですけど、念のためです~。」なんてのんきなこと言っていたのに、コーチは山の中で「出るんかーい」と叫んでいたと思います(^^;)

それをきっかけに、その後何度か夜中にクループ症候群の症状が出ることがありました。

小児科で「もう7歳なのにまだ出ることはあるんですか?」と聞いてみると「出る人もいるけど、体を起こして治まっていれば大丈夫でしょう」と言われました。

結局、小2に上がった頃を最後に、症状は出なくなりました。



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長男に効果の高かった対策方法

なんと言っても病院で吸入をしてもらうのが一番効果がありました。

あと、薬は普段の風邪の時と同じ器官を広げるお薬や、痰切りのお薬に加えて、ステロイドの飲み薬を出してもらっていました。

薬は飲ませますが、毎回症状が治まるまでに3日くらいはかかっていました。

すごくきつい症状は1、2日で治まっていましたが「また苦しくなるのが怖い」と言って夜におびえてたのが、今となってはとてもかわいそう(´;ω;`)

当時は下の子も生まれたばかりで睡眠不足過ぎて「はよ寝てくれ~」とばかり思っていましたが(ごめん)。

クループ症候群の症状が出た時に、少しでも楽になるようにといろいろ試しました。

加湿する

加湿器で加湿して乾燥を防ぐのは大切だと思います。

乾燥すると咳も出やすくなりますしね…余計しんどくなっちゃいますよね。

加湿器だけでなく、長男の枕元にタオルを干したりもしていました。

上半身を高くして寝る

とにかく横になると症状が出やすいので、布団や毛布を工夫して、なだらかな坂を作る感じで、上半身が高くなるようにして寝かせていました。

ビーズクッションを使った時に、汗びっしょりになってしまい、それから使っていませんが、素材にもよるのかな?

頻繁に水分を取る

クループ症候群の症状が出ている時は、喉が痛いことも多いので、あまり水分を取りたがらなかったんですが、咳が出た時だけに飲むより、少量をこまめに飲んでいる方が、咳がマシになるような気がしていました。(個人的にです)

番外編として、当時玉ねぎを切って枕元に置いておくと良いというのを聞いて、やってみましたが長男の場合は劇的な変化は見られず「匂いが嫌だ」とのクレームを受けてやめました。

でも、玉ねぎには抗菌作用がある成分も含まれているから、食事に取り入れるのもいいのかもしれませんね。

症状が出なくなったのは…

長男のクループ症候群が治まったのは、小2の初めごろでした。

「救急行かなあかんかも」と焦るほどきつい症状が出たのは年長さんの6歳くらいまででした。

あの苦しそうな咳は、近くで見守る家族もヒヤヒヤしますよね…

私も毎回、あの咳が出た瞬間「また…きてしまった…」と落胆していました。

でも、クループ症候群は、成長とともに症状は少なくなることが多いです。

大変ですが、しっかり様子を見ながら見守って成長を待ちましょう!

ただ、お泊り保育などの時には、対処法をしっかり先生に伝えておきたいですね。



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