高所恐怖症、先端恐怖症、いろんな恐怖症がありますが、次男もある恐怖症に悩まされています。
私もいろいろ怖いことがありますが、恐怖症がこんなに厄介なものだとは思っていませんでした。
突然現れた次男の恐怖症
次男は小学生になった頃「尖ったものを見ると怖い」と言うようになりました。
鉛筆の先などを目の方に向けられるのが怖いと言うのですが、それは多かれ少なかれ「誰でもそうやん」くらいに思っていました。
でも、だんだん症状はひどくなって、ノートパソコンの角が気になって画面が見られない、給食の牛乳の角が怖くて見られない、テレビの横にある棚の角が気になってテレビが見られないと言うようになりました。
家でご飯を食べている時にも、ふりかけが入った袋の角が気になると言って、目を覆いながらご飯を食べることもありました。
ここまで生活に支障が出ると、放っておけないということで、ちょうどPFAPA症候群の定期検診で大学病院に行く予定があったので、先生に相談してみることにしました。
次男のPFAPA症候群については、こちらに書いています。↓
次男のPFAPA症候群(自己免疫疾患)①
次男のPFAPA症候群➁(小学生になっても治まらない発熱)
次男のPFAPA症候群③(いよいよ大学病院で検査へ)
次男のPFAPA症候群④(治療開始後から1年間)
次男のPFAPA症候群⑤(治療開始1年後から現在まで)
PFAPA症候群の次男、新型コロナウィルスに感染する
次男のPFAPA症候群⑥治療開始から2年半が経ちました。
なぜ恐怖症になるのか
大学病院での主治医の先生は、免疫関係、アレルギー関係を専門に診ているため、恐怖症については、違う先生を紹介して頂けることになりました。
ちょうどその日に1時間ほど待てば見て頂けるとの事で、お願いしました。
しかし、小児神経科の先生で、恐怖症の専門家ではないので、先生も今までに先端恐怖症の患者さんは診たことはないとの事でした。
次男が見てもらうことになり、先生も急いでいろいろと調べて下さったようなのですが、恐怖症には「環境要因」と「遺伝要因」があるそうです。
「え~!遺伝もあるんですか!」と驚いた私も実は、先端恐怖症です(^^;)
私は、子供の頃から先端は怖いものの、日常生活で困るほどではありませんでした。
それが何故か、出産後しばらくして、先端がすごく怖くなって、例えばテレビの中から「犯人は君だ」と画面に向かって指をさしてきた時「ぎゃあ!」と言いながら目を閉じてしまいます。
私の性格とかそういう部分の遺伝もあるのかな~。
環境的要因として、次男に「過去にトラウマはないですか?」と聞かれました。
病気がちなのでしょっちゅう採血したことくらいしか思いつかなかったんですが、それが原因とは断定できないかなという感じです。
恐怖症を治す方法
恐怖症を治すには、徐々に慣れて恐怖心を和らげる精神的な治療と、パニック症状などがあれば、それに合う薬を処方されることもあるようです。
次男はまだ子供なこともあり、無理に慣れようとする必要はないと言われました。
どちらかと言えば、怖いと思う状況を避けて生活すればいいと。
それでも、症状がきつくなるようであれば、精神科の先生に診てもらいましょうとの事でした。
しかし、不安の抱えやすい次男は、自律神経が乱れているような症状もあるので、先生が漢方薬を処方してくださいました。
処方して頂いた漢方薬については、こちらに詳しく書きました。↓
不安を抱えやすい次男!小児神経科の先生に診てもらいました。
漢方薬を始めて2ヶ月目に入っています。
現在は2種類目の漢方薬を飲んでいますが、その効果もまたの機会に書いていきます。
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