教育

【給食が苦手な子供】その理由や解決策とは?

大盛りご飯

今日、パートの休み時間、仲のいいパートさんの小学1年生の子供の話になりました。

娘さんが「給食が苦手で、学校に行くのが嫌」と言っているそうです。

かつて、学校一の給食苦手少女だった自分のことを思い出しました。

給食が苦手な子供が少しでも楽になる方法はないのかと、パートの休み時間からずっと考えていました(^^;)



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とてつもなく給食が苦手だった自分の経験から理由を考えてみました

私は、偏食もあるんですが、毎日給食の時間になると、食欲がなくなってしまう子供でした。

給食の時間が終われば、掃除の時間なので、机を全部後ろに下げるんですが、下げられた机の間に挟まって、ほこりが舞う部屋で給食を食べていたのは、今でも辛い思い出です。

しかも、当時は嫌いなものでも全て食べ終わらなければいけなくて、先生に無理やり口の中におかずを突っ込まれるような毎日でした。

あの方法で偏食が治ったり、食事のありがたみを実感できることは、私にはありませんでした。

今は比較的、無理やり食べさあせることはないみたいなので良かったなと思っています。

もちろん食品ロスについてはしっかり考えなければいけないと思いますし、学校では少なめに作る訳にもいかず、難しいところも多いと思います。

でも、無理やり食べさせられるって言うのは、トラウマになりますよね。

私の経験も含めて、給食が理由な子供の原因を考えてみました。

◎子供が給食を嫌いな原因

①苦手な食べ物がある

一番多いのは、単純に偏食であったり、苦手な食べ物があるから、給食が苦手な子供が多いですよね。

嫌いな食べ物がたくさんある訳ではなくても、にんじんやワカメなど、給食に頻繁に出るものが嫌いだと、毎日のように苦痛だと思います。

ちなみに私はシイタケが苦手で毎日のように出てくるので、悩まされました(^^;)

いろいろ混ざっている食べ物が苦手

私がそうだったんですが、シチューとか五目そばとか、いろいろな食材が混ざっている料理がすごく苦手でした。

苦手な味のものを口の中に入れることへの恐怖心が強いと言いますか「苦手なものが入っていたらどうしよう」と思い過ぎて、食が進みません。

これ、私だけかなと思っていたら、給食が苦手だったという人に、同じことを言っている人が何人かいました。

警戒心が強いのかもしれません。

人前で食べるのが苦手

人の目を気にする子供の場合、人前で食事をすることに抵抗を感じることもあるそうです。

私の友人は子供の頃そうだったらしく、先生や親から「そんなん言い訳や」と言われてかなり辛かったと言っていました。

偏食だけではなく、精神的な理由の場合もあるんですね。

牛乳で食欲がなくなる!?

これは、大勢には当てはまらないと思いますが、私は大人になってから牛乳を飲むと食欲がなくなることに気づいて、ダイエットの時にお腹が空くと牛乳を飲んだりしていました。

そこでふと、子供の頃、給食になると食欲がなくなっていたのは、牛乳も関係していたのかなと考えるようになりました。

当時は、学校に水筒を持っていくこともなく、水も自由に飲めなかったので、給食の時間になると最初に牛乳をぐびぐび飲んでいました。

「もしかして牛乳で食欲なくなってた?」と思って調べてみたんですが、牛乳は胃もたれを改善するという話もあれば、牛乳で胃もたれを起こすという話のどちらもありました。

調べる中で、一つ気になったのが「乳糖不耐症」という病気では、乳製品を摂った時に膨満感や腹痛、吐き気などの症状を起こすことがあるそうです。

もしかして私もそうなのかな?

小学生の頃に戻ったら、給食の時に最後に牛乳を飲む方法を試してみたいです(笑)

アジア人には乳糖不耐症の人が多いみたいなんで、可能性がある子供もいるかもしれませんね。



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我が子の給食は?

自分が大の給食嫌いだったもので、子供2人も心配でした。

子供達の給食事情も書いおきます。

現在中1の長男の場合

長男も食が細く、偏食気味なので、給食がとても心配でした。

中学生になるまでに、給食が嬉しいと思ったことは1度もなかったと言っています。

とは言っても、いくつかお気に入りのメニューはあったようで、ゴーヤチップスやイカの唐揚げは好きだったようです。

私の時代とは違い、長男の通う小学校では、食べる前に減らすのはOKというシステムだったので、長男は基本的に毎日おかずを減らしていたようです。

ワカメや昆布が苦手なので、毎日のように苦労していました。

現在小5の次男の場合

次男も食が細く、嫌いな食べ物もありますし、低学年の頃には時間内に食べ終われないこともありました。

4年生から本格的にサッカーを始めて、本人もしっかり食べて体を大きくすることを意識するようになりました。

家でも、毎日のようにあまり好きではないものも出していたら、頑張って食べるようになってきました。

すると、5年生になった今は、おかわりジャンケンに毎日参加しているそうです(笑)

さらに、帰ってきて「あ~、今日の給食美味しかった~」と言うこともあります。

給食にいい思い出がない私からすれば、すごく嬉しい変化です。

無念を晴らしてもらった感じです(笑)

次男の変化を見ていると、本人の意識と、家で嫌がるものもしつこく食卓に出すことも大事だなと思いました。

給食嫌いの子供の解決策はあるのか

給食を嫌がる子供の気持が、少しでも楽になって欲しいですよね。

給食が苦手な子供に、解決策はあるのでしょうか。

給食苦手問題は、簡単ではなく手ごわいので、そう簡単に上手くいかないかもしれませんが、自分や子供の経験から、やってみた解決策を書きます。

栄養の大切さを納得させる

私は子供の頃、食べることの大切さに無頓着で、なぜ食べなければいけないのかをあまり意識していませんでした。

子供が生まれて栄養の大切さを学び、栄養を摂ればどんなメリットがあるのかをよく話します。

その甲斐もあってか、2人とも子供にしては栄養を気にしますし、苦手なものも食べようと意識はします。

給食も「意味もなく苦手なものを食べさせられている」と思って食べるより「自分の健康のために考えてもらった食べ物を食べている」と本人が意識することって大事だなと思います。

最近は、学校での食育も充実していていいですよね。

精神的なプレッシャーがないか確認してみる

私の体験談として、毎日給食の時間にクラスメイトから「まだ食ってんの?」「食べるのおそ!」と言われるのがプレッシャーになっていました。

となりの席の子のおかずがどんどん減っていく中で、自分の減らないおかずを見て焦るようにもなりました。

中高生の頃の、友達との楽しい外食の時間でも「自分は食べるのが遅いから、喋るのはほどほどに急いで食べないと」と考えていました。

知らない間に、人と一緒に食事をすることが負担になっていました。

もしかしたら、そういう精神的な部分で給食が嫌になっている子も多いんじゃないかなと思います。

友人の子供さんは、給食が嫌で学校に行けなくなったことをきっかけに、保健室で給食を食べるようになって、気持ちが楽になったという話も聞きました。

給食が嫌で登校するのが嫌になっているなら、精神的な部分も確認して、先生と相談する方法も考えると良さそうですね。

給食を嫌がる子供のことは、お父さんお母さんも心配ですよね。

せっかくの学校生活、毎日の給食に対して苦手意識なく過ごしてほしいですし。

うちの長男は、給食が苦手なまま小学校生活が終わりましたが、お弁当生活は楽しんでいます。

食育は、伝えなければいけないことも多いですが、食べるのが楽しい気持ちを持ち続けて欲しいですね。



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叱るのも褒めるのも苦手な私が出会った「アドラー式子育て」について

ゲームする子供

私は、人に意見をぶつけるのが苦手な性格です。

それは子供に対しても同じで、叱っていても褒めていても「これでいいのかな…」と自信が持てません。

3年ほど前に、次男の病院に付き添っている時、待合スペースに置いてある「アドラー心理学」の本と出合いました。


アドラー心理学

待ち時間が長くて、何となく手に取った本だったんですが、アドラー心理学は、精神科医のアドラー氏の心理学で、個人は分割できない存在であると考えているため、個人心理学と呼ばれているそうです。

人生は全て自分で選択して生きているけれど、人のせいにしたり他人任せにすることで複雑にしているという考えです。

「親がこの大学に行けと言ったから受験に失敗した」「○○に誘われてやってみたらトラブルに発展した」みたいな、失敗を他人の責任にすることを、アドラー心理学は否定しています。

自分を好きになれない人が「親から愛されなかったから」「過去にトラウマがあるから」と理由をつける人は多いけれど、自分自身のことを好きになれないのは、自分が好きになろうとしていなからだと考えるそうです。

自分以外の何かのせいにばかりすることで、実はより問題を複雑にしてしまっていて、すべては自分が選んだ道だと考えることで、何事にもシンプルに向き合えるみたいな感じですかね。

「ほ~なるほど~」と、私も「忙しいのは旦那が家事を手伝ってくれないせいだ」とか、すぐに責任転嫁してしまうことは多いです。

確かに考え方によっては「手伝ってと素直に言えない私が原因」「家事をしない人だと分かっていて結婚したのも私」とも言えるのかな~と思いました。

私はいまだに、何かを決めるのが苦手で「どっちがいい?」と選択を迫られるのは苦手です。

自分の責任で物事を決めるのを避けて、トラブルを回避しているつもりだったのに、それが余計に物事を複雑にしているのかと考えさせられました。


子供の自立心を育てたい

そして、このアドラー心理学の思想は子育てにもメリットがあり「アドラー式子育て」が話題となっていることも知りました。

アドラー式子育ては、叱ることも褒めることもせず、勇気づけることで子供の自立心を育む子育て方法です。

子供の行動に対して「それをやったら怒るよ」とか「これが出来たら○○買ってあげるよ」みたいな接し方では、子供が自分の意思で何かしようとするのを押さえつけてしまう恐れがあるとか…

これは私がよく使う手法で…「早く食べへんかったらおやつあげへんで」「〇時までに宿題できなかったらゲームしたらあかんで」と言ってしまうことがあったんですが、これは子供の自立心を押さえつけているな~と実感しました。

あと「褒めるもダメなの!?」とちょっとびっくりしました。

子供は褒めて育てるのが正解だと思い込んでいたのですが、アドラー式子育ての基本は、子供も一人の人間として接するので、例えば子供がお皿を洗ってくれたら「すごい!上手にできたね~、えらいね~」と褒めるのではなく「お皿洗ってくれて助かったわ~、ありがとう」と一人の人間として、手伝ってくれたことに対して感謝の気持ちを伝えるのが大切なんだそうです。

あとは、アドラー式子育ての基本となる「勇気づける言葉をかける」ですが、失敗した時に「ここまでできたことがすごいよ、次は絶対に成功するよ」と勇気づけることが大切です。

また、「頑張れば○○ちゃんみたいにできるようになるよ」と他人と比較することは、子供の自立心を育てるためにも好ましくないそうで「この前のあなたよりも成長しているよ」と本人と比較するのが適しています。

とにかく、成功も失敗も自分が選択したことで経験出来る方が自信が付きますよね。

私は過干渉なところがあるので、今でも朝「筆箱入れた?」「今日塾8時からやで」と言って、失敗しないようにサポートしてしまいます。

いや、サポートじゃなくて邪魔してるのかも(^^;)

子供が大きくなるにつれて、自立できていない部分が目に付くようになってきました。

もっと小さい時に、失敗しても自分で考えさせてあげればよかったと思うことも多いです。

同じような考えを持つ方には是非、アドラー式子育ての本読んでみて欲しいな~と思います。

10歳を過ぎた子供達

3年ほど前にアドラー心理学を知ってから「褒める」「叱る」よりも「勇気づける」を意識してきたつもりです。つもり…

例えば、兄弟げんかをしている時には一切口を出さずに、2人の気持が落ち着いてから話を聞きます。

どちらかの味方をすることはなく「仲直り」を強要することはしません。

「ごめんなさいしなあかんで」と言って謝まらせて、早く解決したら私が楽だったんですよね。

次男にもサッカー選手になりたい本人のためだと思って「リフティング練習したら~」とか、本人がやる気ないのにしつこく言ってしまっていましたが、それもやめました。

すぐに効果が出るわけではないですが、放っておいても自分でやるようになったと思います。

無理にやらせなくても、結局は本人の気持がついて来ていなければ意味もないですし「リフティング見てくれへん?」「暗くなってきたし公園について来てくれへん?」と本人が言ってきた時には、できるだけ願いを聞くことにしていたら、最近はびっくりするくらい自主練習をするようになりました。

母の無理強いの無力さを痛感しています。

上手くいかないこともありますが、子供が自分で判断して選んでいく力はこの3年で変化があったように思います。

私は、アドラー式子育てをしっかり学んだ経験はなく、本を読んだりネットを見た程度ですが、参考になった事も多かったです。

ちなみにアドラー式子育ては、人格が形成される10歳前後までが効果が高いそうですよ。



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